
ドイツピックス
更新2017.04.06
米国に続き欧州でもクラシックカーモデルの電気自動車化がトレンドに

NAO
最近は、アメリカを中心にクラシックカーを電気自動車(EV)へレストアして販売するメーカーが増えてきました。このプロジェクトはアメリカから始まりましたが、近年ではドイツ車を中心に、欧州でもクラシックカーのEV化が普及しつつあります。

クラシックカーのEV化ブーム火付け役となったのが、アメリカ・サンディエゴのZelectric Motors社です。同社CEOデイビット・ベルナルド氏は、米国テスラ社で働いた経験とインスピレーションを基に、主にVW車のクラシックカーのEV化を始めました。値段は500万円からと決して安くはないですが、レストア後は70馬力・最高170km/hまで性能を上げることができます。
Zelectric Motors社に続き、欧州でEV化を有名にさせたのは、スイスのスクーターを製造するメーカー、マイクロ・モビリティ・システムズ社でしょう。同社は、2016年にBMWイセッタをEV車「マイクロリーノ」として復活させました。

出典:マイクロ・モビリティ・システムズ
レトロと最新技術の融合として注目を集め、2016年発売のファースト・プロトモデルは、発売から13日で500台が完売。セカンド・プロトモデルは、今年のジュネーブサロンにて初披露されましたが、こちらも、ファーストロットの500台は既に予約終了となっています。この人気に伴い、2018年初めには量産化して販売する模様です。1回の充電で100~120kmほど走行可能で、最高速度は90km/h。価格は96万円~144万円を予定しています。
ドイツメーカーではまだ量産化にこぎつけていませんが、旧車専門店ではEV仕様のレストアを始めているところも増えてきています。
欧州では排ガス規制も増えてきており、年々、肩身が狭くなっていくクラシックカー達。EV化することで、エコ化はもちろん、メンテナンスの手間やコストを減らし、長く快適に乗ることを目指しています。ベルナルド氏は「これからクラシックカーが日常の足にもなり得る時代が来るだろう」とコメントしています。
出典・参照元:http://www.automobilwoche.de

クラシックカーのEV化ブーム火付け役となったのが、アメリカ・サンディエゴのZelectric Motors社です。同社CEOデイビット・ベルナルド氏は、米国テスラ社で働いた経験とインスピレーションを基に、主にVW車のクラシックカーのEV化を始めました。値段は500万円からと決して安くはないですが、レストア後は70馬力・最高170km/hまで性能を上げることができます。
Zelectric Motors社に続き、欧州でEV化を有名にさせたのは、スイスのスクーターを製造するメーカー、マイクロ・モビリティ・システムズ社でしょう。同社は、2016年にBMWイセッタをEV車「マイクロリーノ」として復活させました。

出典:マイクロ・モビリティ・システムズ
レトロと最新技術の融合として注目を集め、2016年発売のファースト・プロトモデルは、発売から13日で500台が完売。セカンド・プロトモデルは、今年のジュネーブサロンにて初披露されましたが、こちらも、ファーストロットの500台は既に予約終了となっています。この人気に伴い、2018年初めには量産化して販売する模様です。1回の充電で100~120kmほど走行可能で、最高速度は90km/h。価格は96万円~144万円を予定しています。
ドイツメーカーではまだ量産化にこぎつけていませんが、旧車専門店ではEV仕様のレストアを始めているところも増えてきています。
欧州では排ガス規制も増えてきており、年々、肩身が狭くなっていくクラシックカー達。EV化することで、エコ化はもちろん、メンテナンスの手間やコストを減らし、長く快適に乗ることを目指しています。ベルナルド氏は「これからクラシックカーが日常の足にもなり得る時代が来るだろう」とコメントしています。
出典・参照元:http://www.automobilwoche.de