ライフスタイル
更新2020.07.30
愛車を所有している食わず嫌いなオーナーにも知って欲しい。カーシェアリングの楽しみ方
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しかし「まずはオーナーからシェアしてみる」という視点で見ると、また違った見方になるかもしれません。
クルマ好きの仲間が増える
オフ会が苦手な方や、インターネットを通じた「趣味友だち」を増やすのに躊躇している方にお薦めです。エニカでクルマをシェアする以上、オーナーと会わなくてはなりません。オーナーが所有しているクルマに興味がある、乗ってみたかった・・・等々、正直に話してみてください。
自分の愛車を褒められて気分を害するオーナーさんはまずいません。安心してください。初対面でも共通の話題があれば打ち解けられますから・・・。雑誌やインターネットなどのインプレッション記事には載っていないこと、身銭を切り、オーナーになって初めて分かることがたくさんあります。そういった「オーナーでなければ分からない」ことをじっくり伺ってみるいい機会になるかもしれません。
家族や友人とのコミュニケーションツールに
運転免許を取得したばかりの頃、友人たちと意味もなくクルマを乗り回したような経験はありませんか?明け方まで走って、少しだけ仮眠して仕事へ・・・。あるいは車中泊で夏は海、冬はスキーやスノーボードに出掛けたりしませんでしたか?お気に入りの曲がラジオから流れてきたらテンションが上がりませんでしたか?
もう、若い頃には戻れないけれど、当時の仲間たちと、当時乗っていたクルマをシェアしてあてもなくドライブ・・・。そんな、かつては当たり前だったことが、いまでは贅沢な時間の過ごし方に変わってしまっていることに気付かされるかもしれません。忘れかけていた青春の1ページに、あの頃のクルマや仲間と過ごした時間を取り戻してみませんか?
頑張った自分へのご褒美に
週末にちょっといいビール・・・ではありませんが、月に1度、ちょっと気になるあのクルマをシェアしてみるのも一興です。贅沢な趣味・・・と思われるかもしれませんが、飲み屋さんで数回飲み食いすれば、あっという間にちょっとした高級車もカーシェアリングできてしまいます。
例えば、お酒が好きな方は、飲みに行く回数を減らしたり、他の趣味に没頭している方はちょっとそちらの出費を抑えてみたり・・・。毎月のおこずかいのやなかで何とかやりくりできる範囲ではないでしょうか。外の世界に出ることで初めて分かる世界、見える景色が必ずあるはずです。
オーナーからシェアしてオフ会に参加してみる
インターネットが普及したことにより、大小様々なオフ会が全国各地で開催されています。もはや、その数を誰も把握できないほどではないでしょうか?オフ会の空気感や雰囲気は、集まる車種やそれにまつわるキャラクターで多少の違いがあるとはいえ、それほど大きな違いはないように思われます。それはなぜか?基本的にそのクルマがかなり好きなひとたちの集まりだからです。
とはいえ、オフ会の空気は独特です。どこか、排他的なところがあるのも否めません。関係者以外、近寄れない空気感に包まれているときがあるのです。そうなると「オーナーからシェアしてオフ会に参加してみる」なんて、かなり無謀ではと思われるかもしれませんが、多くの場合、それは問題なく・・・むしろ(事前に申告すれば)歓迎してくれるように思われます。「カーシェアしてまで参加してくれたんだ」と解釈される場合が多いからです。所有はできないけれど、好きなクルマのオフ会には参加してみたい・・・。そんな使い方もできるのです。
まずは、食わず嫌いのハードルをクリアしてみる!
すでにクルマを所有している方がカーシェアリングを利用することは少ないかもしれません。しかし、自分のクルマとはまた世界が広がっていることも確かです。それに、自分がクルマを所有している場合、シェアするクルマのことや、オーナーのことを慮る配慮もできるはずです。
性善説に基づくのであれば、人のモノ・・・ましてや所有者が分かっている、面識のある方が大切に乗っているクルマを乱暴に扱うことができないと思いたいところ。「自分のクルマを知らない人にシェアするなんて・・・」そう思ったら、まず、自分がシェアする側になってみるのもいいかもしれません。クルマ好きに悪人なし。そう信じたいのです。
*画像はイメージです。
[ライター・カメラ/江上透]