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更新2025.01.21

クライスラーは故障しやすいってホント?よくある故障や原因を解説

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外車王SOKEN編集部

アメリカを代表する自動車メーカーで、長い歴史のあるクライスラー。ビッグスリーと呼ばれるポジションまで登り詰めた過去を持ちますが、現在はフィアットグループの傘下となっています。大手グループの傘下になりましたが、クライスラーの故障被害は絶えません。今回は、そんなクライスラーの「故障」について詳しくみていきましょう。クライスラーは本当に故障しやすいのか、よくある故障事例や統計データを元に詳しく解説していきます。


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クライスラーによくある故障の種類



クライスラーによくある故障は、シフトロックの破損、パワーステアリングのトラブル、オイル漏れ、エアコンの故障などです。日本で正規輸入販売されていた300、300S、300M、300C、300C SRT8、300Cツーリング、PTクルーザー、クロスファイアなどの故障事例と共に各故障の詳細をみていきましょう。


シフトロックの破損



シフトロックが破損すると、シフトレバーが動かなくなります。クライスラーの代表車種である300CのLX系に起こりやすい傾向があります。原因は、インターロックラッチの破損です。


パワーステアリングのトラブル



パワーステアリングのトラブルは、油圧式パワーステアリングに起こりやすく、クライスラーの代表モデル300Cに発生しやすい傾向があります。オイル漏れによる油圧の低下、パワーステアリングの制御不良、電気系統の不具合が原因で起こります。


オイル漏れ



オイル漏れは、エンジン各部からオイルが漏れてしまう現象です。エンジンオイルが漏れないようにしているオイルシールやガスケットの劣化が原因で起きてしまいます。オイルが滲み出すのが初期症状ですので、見落とさないようにしましょう。


エアコンの故障



エアコンの故障パターンは、「冷気が出ないトラブル」や「内気・外気の切り替え不良」などです。いずれのトラブルも300Cで起こりやすい傾向があります。ほとんどの場合、エアコンガスの注入やセンサーを交換することで改善します。ただし、エアコンユニットのどこに不具合が発生しているか不明の場合、トラブルシューティングに時間がかかる可能性があります。また、交換部品によって修理費用が高額になるケースもあるでしょう。


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クライスラーの故障率



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クライスラーの故障率は、高いことで知られています。アメリカのJ.D.パワーが実施した「自動車耐久品質調査(2018年)」の報告によると、アメリカで販売している主要自動車メーカー31社中クライスラーは、最下位の31位です。この調査結果からもわかるように、他のアメリカ車メーカーよりも故障しやすく、トラブルや不具合が付き物であるといえるでしょう。

※参考元:https://www.jdpower.com/business/press-releases/2018-us-vehicle-dependability-study


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クライスラーの故障の原因



クライスラーの故障の原因には、ハンドルの据え切り、ニュートラル状態での走行、バッテリーの放電、無理なシフトチェンジがあります。共通しているのは、いずれも車に負荷がかかる動作であることです。ここからは、それぞれの故障原因を詳しく解説します。


停車している状態でステアリング操作をする



停止している状態でステアリングを操作する行為は、ハンドルの据え切りとも呼ばれます。停まっている状態でステアリング操作をすれば、ブッシュやマウント、シャフトに大きな負担がかかり、各部の破損につながる可能性もあるでしょう。


ニュートラルで走行する



ニュートラル状態で走行すると、燃料消費を最低限にできますが、トランスミッションに負荷がかかってしまうこともあるのです。トランスミッションの種類により異なりますが、トランスミッションオイルの循環を車速に応じて制御している場合、トランスミッションの焼き付きが発生してしまう場合があります。


バッテリーがあがる事態が頻繁に起きている



車には、コンピュータが搭載されており、エンジンがかかっていないときでもバッテリーから電源を供給され続け、電源を消耗しています。車を動かす頻度が少なく、バッテリーを消耗する状態が続くと、バッテリーがあがってしまい、エンジンの始動ができなくなります。また、頻繁にバッテリーがあがることで寿命が短くなり、短いスパンでバッテリー交換が必要になるのです。


シフトレバーを無理に動かす



シフトレバーを無理に動かしてしまうと、トランスミッションに負荷がかかり、破損してしまうことがあります。特に、前進している状態から、リバースにするときは注意が必要です。前進とリバースは真逆の動作であるため、車両が完全停止してからシフトを変えなければ、トランスミッション内のギアが磨耗したり破損したりします。


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クライスラーの故障率を下げる対策



クライスラーの故障は少しの気遣いで故障率を下げることが可能です。ここからは、故障率を下げる具体的な方法を説明します。


こまめにメンテナンスをする



クライスラーの故障率を下げる方法は、こまめなメンテナンスをすることです。大きなトラブルなら自分で発見できるでしょう。エンジンのオイルの滲みや停車してあった場所にオイルの跡がある場合、早めに工場へ入庫すればオイル漏れを発見できるはずです。こまめにメンテナンスをして、車を良好な状態に保ちましょう。


小さな故障も早めに修理する



小さな故障を発見した場合は、早めに修理しましょう。小さな不具合を放置すると、大きなトラブルにつながる可能性があります。小さな異変を見落とさず、少しでも違和感を感じたら工場へ入庫して、点検・修理をしましょう。


信頼できる整備工場で修理する



メンテナンスや修理は、信頼できる整備工場に依頼しましょう。その場しのぎの修理は、後にトラブルが大きくなる可能性が高いです。クライスラーの整備を得意とし、専門知識を持つ整備士に修理を依頼することで、故障率を下げることができます。


クライスラーが故障したときの依頼先



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クライスラーが故障したとき、どこに修理を依頼すれば良いのでしょうか。また、修理の依頼先によって、それぞれのメリットやデメリットがあります。ここからは、クライスラーが故障した時の依頼先を解説します。


ディーラー



クライスラーの修理依頼先の候補として、ディーラーが挙げられます。ディーラーは、クライスラーの各車種に合った正規部品を使って修理できます。ただし、正規部品を使うことで、輸入コストが部品代に上乗せされて、修理費用が高額になる傾向があります。


外車専門の修理工場



クライスラーの修理依頼先として、外車専門の修理工場があります。外車を専門にしているため、各メーカーや車種に合った最適なツールで修理できます。また、OEM部品や中古部品を使うことで、費用を抑えられることもメリットです。


一般的な修理工場



一般的な修理工場では、クライスラーに対応した設備や工具が揃っていない場合があります。また、部品調達にも時間とコストがかかるケースが少なくありません。そのため、ディーラーや外車専門修理工場より修理費用が高額になる傾向があります。


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修理費用が高額になる場合は売却も検討しよう



クライスラーは、統計データからもわかるように、故障が多い自動車メーカーです。故障部位やパーツによって、修理費用が高額になる可能性があります。修理見積りの時点で修理費用が高額になるときは、車の売却も検討しましょう。


クライスラーを高く売るなら外車王がおすすめ



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クライスラーが故障したときは信頼できる業者に修理を依頼しましょう



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今回は、クライスラーのよくある故障事例や故障率について解説してきました。統計データからは、クライスラーの故障率が他の自動車メーカーに比べて高いことがわかります。。日頃の点検やメンテナンスはもちろん、クライスラーが故障したときには、信頼できる業者を頼りましょう。

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