ライフスタイル
更新2020.08.19
クルマ好き同士でも被らない?意外とノーマークな輸入車12モデル
松村 透
輸入車に理由は人それぞれだと思います。どうせ乗るなら、人とは被らない。「いま、そこ行きますか!」的なモデルを選んでみました。
BMWミニ インスパイアード バイ グッドウッド
一見すると普通のBMWミニだけど、実はボディカラーや内装のレザーシートなど、ロールスロイス仕立てというのがミソ。しかも、それを声高に主張しない奥ゆかしさがさらに素敵な1台
スマート クロスブレード
初期投資の割に、街中で見掛けたときのインパクトはスーパーカークラス。移動中のフルフェイスのヘルメットは必需品ですが(取扱説明書にも明記)、確実に視線を独り占めにできます
アウディS8
まさかの先代アウディS8が300万円台で買えるとは、という方も多いはず。(維持費はさておき)新車のVWゴルフ並みの価格でランボルギーニの血が混じったV10エンジン搭載のセダンが手に入るのです
マイバッハ57
現役当時はそれなりに見掛けた気もしますが、どこへ行ってしまったのでしょうか?走行距離やオーナー数などによって価格に相当バラつきがありますが、あえて手に入るうちにマイバッハを狙うのもあり?
ボルボXC60
メルセデス・ベンツやポルシェのSUVでは尖っているし、もう少し角が取れたモデルで…というなら、ボルボXC60です。先日日本でも発売されたボルボXC90もいずれも相当な狙い目になることは間違いないはず
マセラティ クーペ
3200GTのフォルムにも惹かれるけれど、年代的にもネオクラシックの領域に近づきつつあるし、もう少し現代的に…ということでマセラティ クーペ。予算のメドが立つなら、思い切って20代でマセラティデビューも夢ではない?
シボレー コルベット(C6)
マセラティ クーペもいいけれど、先代のシボレー コルベットという手もあります。C7コルベットがさらにマッチョボディになったため、もう少し細マッチョ?なC6を狙うのもありです
ジャガーXKコンバーチブル
XJ-Sコンバーチブルではクラシックな領域に入っているし、Fタイプの中古車はまだまだ高価…。そこで微妙なセンを狙ってXKコンバーチブルという選択はいかがでしょう?
プジョー1007
日本でもルノー・カングーが大人気ですが、トヨタ ポルテを買う感覚でプジョー1007を選んでみるのもアリではないでしょうか。50万円以下の中古車も多数。普段乗りの1台としてもいいかもしれません
シトロエンC4ピカソ
家の事情でミニバンを購入することになったとき、人とは違う、人とは被りたくない(それでいて7人乗り)という方にはシトロエンC4ピカソが一推しです。適度なひねり具合がご近所の奥様方にも評判となるかも!?
フィアット500 by gucci
フィアット500にグッチのエッセンスを盛り込んだ限定車。夫婦で1台のクルマを所有して、しかもさりげなくお洒落に乗りこなしたいという方にはまさにうってつけのモデルです
ランチア イプシロン
フィアット500は街中でもいっぱい走ってるし…というのなら、ランチア イプシロンはどうでしょうか?並行輸入車しかありませんから日本での生息数は限られますし、運転してなぜか楽しい!と思えるのもこのクルマの魅力です
このなかには購入したら維持費が掛かりそうなモデルも含まれています。それを承知のうえで「惚れた弱み」で購入に踏み切るか、保証付きの新車か認定中古車で安全パイを狙うか…。悩ましいところです。しかし、いまのうちに乗っておきたいモデルも含まれています。海外に流出してしまったり、10年後には廃車になってしまうモデルもあるかもしれません。今夜も、日本中の飲み屋のテーブルやカウンターで、こんな堂々巡りな会話が繰り広げられるに違いありません。
[ライター/江上透]