ライフスタイル
更新2020.08.21
親しき仲にも礼儀あり。クルマ好き同士の飲み会で御法度な10箇条とは
松村 透
そこで、何かと理由をつけて、オフ会(定例会)がいつの間にか飲み会の方が多くなってしまったという話しも耳にします。
そこで独断と偏見と過去の失敗事例をまとめ、「クルマ好き同士の飲みの席で御法度な10箇条」なるものをまとめてみました。
1.愛車の主治医自慢
誰もが、自分の主治医が世界中でナンバーワンだと思っていたいもの。「主治医自慢 = 愛車自慢」です。下手をすると「主治医自慢 > 愛車自慢」かもしれません。ほどほどに…
2.飲み仲間の主治医いじり
これをやると、かなりの確率で場の空気が悪くなります。なかには自分を否定されているように思えるひとも…。今後の交流にも影響がでてくる可能性大です
3.腕時計バトル
メーカーや車種の集まりによっては、水面下で腕時計バトル(?)が勃発しています。例えばフランク三浦など、ちょっと遊びゴコロにある腕時計を身につけて参加すれば、時計に興味がない方でも会話に参加できるはず
4.周囲が一般の方(クルマに興味がない人)であることを忘れる
レストランや居酒屋で、特にお酒が入ると意外とやらかしている方が多いです。ましてや飲んでいるとつい普段より声も大きくなりがち。周囲の席が空き始めたら要注意です
5.愛車を手放そうとしている人を全力で引き留めて困惑させる
筆者自身がやらかしたことも、励ましてもらったこともあります。引き留めてもらえるとありがたいんです。涙が出るほど。仲間っていいなあと。でも、やむを得ない理由で手放すこともあるので、ほどほどに…
6.おれの方が詳しいんだ自慢(うんちくの応酬)
これも、飲みの席ではしばしば起こりがち。参加者同士の親睦や情報交換だけでなく、悩みと傷み(?)を共有できる貴重な場です。あまりやりすぎると、次回から声が掛からなくなってしまいますよ!
7.終電ギリギリの時間でも帰さない
次の日も仕事あるいは家族サービス…等々。大人になるとさまざまな事情を抱えている方が多いもの。遠方だと、終電に乗り遅れたからタクシーで帰宅すればいいや…とはいかない場合もあります
8.家族がある家に押し掛けて深夜に2次会 & 3次会
予めセッティングされているならともかく(レアケースだと思いますが)、これをやると確実に家族からクレームがきます。深夜に酔っ払いの襲来は大迷惑です・・・
9.下戸な人への配慮(会費含む)
大人同士の集まりとはいえ、お酒が飲めない人はペースもゆっくりになりがちですし、テンションも普段と変わらず。それが分かっていても参加してくれるだけでありがたいもの。迷惑料(?)込みで下戸な人への配慮も忘れずに…
10.閉店後も帰らない
これは飲食店の方にとって悩ましいことのひとつだそうです。故意に残っているというより「時が経つのを忘れて楽しんでいるのを断ち切る」ことが辛いのだとか。ここはひとつ、幹事さんが配慮して店を出ましょう
親しき仲にも礼儀あり?
趣味友だち(類友)はネットやその仲間を通じて知り合うことも、もはや珍しいことではなくなりつつあります。それだけに「お互いの愛車は知っているけど、普段、どんな生活を送っているかまではよく分からない」という距離感でお付き合いしていることもあるはず。
気心知れた仲間同士で飲むという点においては友人知人と同じですが、趣味友だち(類友)ならではの「親しき仲にも礼儀あり」な場面が少なからず存在します。
ちょっとした気配りや心遣いで、趣味友だち(類友)ならではの付き合いを楽しみたいものです。
[ライター・画像/江上透]