
ドイツ現地レポ
更新2016.06.08
路上での洗車をしない?ドイツの洗車事情から見る日本との違い
外車王SOKEN編集部
ドイツはクルマを長く大切にします。しかし、日本の大切にするやり方とは少し事情が違うようです。今回はドイツの洗車事情について、大型洗車場のレポートがドイツより届きました。

日本はクルマを大事にしますが、それは、ピカピカに洗車したり、ワックスをかけたり、屋内ガレージに保管したり、などということが多く、それなのに乗り替えのスパンが早く、どんどん新車に乗り替えます。ドイツはその逆で、日本のようにピカピカにはしません。住宅街でも洗車やワックスがけをしているところなどは見たことがありませんし、クルマのボディはいつも汚れています。しかし、一度買ったら長くメンテナンスしながら大切に使い続けるのです。
(編集部追記:当記事は過去配信した記事の改定版です)

こちらの洗車場はドイツ大手の洗車会社です。一台あたり、10分程度で流れるように洗車されていきます。方法も日本より雑で効率的。乾燥もヒーター付きの部屋に高圧の空気を送り一気に乾燥させてしまいます。
上記は実際に洗車をしてみた流れ。ほとんどが自動です。まずメニューを選び、次に外に出ているアンテナなどの突起物を収納します。最初は人の手で洗剤をかけ、大きい汚れだけ落とします。そして全自動洗車機へ自分で運転して入っていきます。まず硬めのブラシが回転し汚れを落とし、次に柔らかいブラシが回転します。その後、高圧の温風で乾燥させて完了です。すべてでわずか10分程度です。

これで6ユーロほど。完了後は自分でワックスをかけたり、室内清掃をしたりしたい人は自分でできるようにもなっています。
ドイツでは路上での洗車が法律で禁止されていることに加え、高速道路のアウトバーンを、日本の高速道路で出す倍くらいの速度で、日本の倍以上の距離を移動します。また、路上駐車が無料もしくは、低料金で可能なので屋内保管も少ないのです。そういった事情が関係しているのかもしれません。

しかし、外見はピカピカにしてもどんどん新車を乗り替えていってしまう日本。外見はピカピカにしないのですが、メンテナンスしながら長く大切にするドイツ。
この文化の違いも本質を追求するドイツ人の気質を見た気がしました。
[ライター/CL編集部 カメラ/ドイツ駐在員]

日本はクルマを大事にしますが、それは、ピカピカに洗車したり、ワックスをかけたり、屋内ガレージに保管したり、などということが多く、それなのに乗り替えのスパンが早く、どんどん新車に乗り替えます。ドイツはその逆で、日本のようにピカピカにはしません。住宅街でも洗車やワックスがけをしているところなどは見たことがありませんし、クルマのボディはいつも汚れています。しかし、一度買ったら長くメンテナンスしながら大切に使い続けるのです。
(編集部追記:当記事は過去配信した記事の改定版です)

こちらの洗車場はドイツ大手の洗車会社です。一台あたり、10分程度で流れるように洗車されていきます。方法も日本より雑で効率的。乾燥もヒーター付きの部屋に高圧の空気を送り一気に乾燥させてしまいます。
上記は実際に洗車をしてみた流れ。ほとんどが自動です。まずメニューを選び、次に外に出ているアンテナなどの突起物を収納します。最初は人の手で洗剤をかけ、大きい汚れだけ落とします。そして全自動洗車機へ自分で運転して入っていきます。まず硬めのブラシが回転し汚れを落とし、次に柔らかいブラシが回転します。その後、高圧の温風で乾燥させて完了です。すべてでわずか10分程度です。

これで6ユーロほど。完了後は自分でワックスをかけたり、室内清掃をしたりしたい人は自分でできるようにもなっています。
ドイツでは路上での洗車が法律で禁止されていることに加え、高速道路のアウトバーンを、日本の高速道路で出す倍くらいの速度で、日本の倍以上の距離を移動します。また、路上駐車が無料もしくは、低料金で可能なので屋内保管も少ないのです。そういった事情が関係しているのかもしれません。

しかし、外見はピカピカにしてもどんどん新車を乗り替えていってしまう日本。外見はピカピカにしないのですが、メンテナンスしながら長く大切にするドイツ。
この文化の違いも本質を追求するドイツ人の気質を見た気がしました。
[ライター/CL編集部 カメラ/ドイツ駐在員]