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中古車の豆知識

更新2025.04.04

クルマ売却のプロ直伝!高額査定を実現するテクニック

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外車王SOKEN編集部

クルマを売却する際に誰もが気になるのは「いかに高く売るか」ではないでしょうか。査定額は買取業者によって大きく異なり、適切なアプローチをしなければ、本来の価値よりも安く売ってしまう可能性があります。実は、クルマ売却には知っておくべきテクニックが存在し、それらを実践するだけで査定額が大幅にアップすることも珍しくありません。


本記事では、「クルマの高額査定を実現する7つのテクニック」を詳しく解説します。これから愛車を手放そうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。


クルマ売却で損をしないための基礎ポイント


クルマ売却で損をしないための基礎ポイント


クルマを売却する前に知っておきたいポイントがあります。「相場」と「タイミング」です。この2点を理解しておくと、クルマ売却の際に高額査定を狙えるでしょう。


クルマの売却相場を正確に把握する方法


クルマを高く売るための第一歩は、自分のクルマの相場を知ることです。相場を把握していないと、買取業者から提示された金額が適切かどうか判断できません。クルマの相場を調べる方法はさまざまありますが、特に有効な3つの方法を紹介します。


インターネットの買取相場検索サイト


主要なクルマ買取サービスのWebサイトでは、メーカー、車種、年式、走行距離などの基本情報を入力するだけで、おおよその買取相場が表示されます。個人情報を入力せずに調べられるサイトも多く、匿名で簡単に情報収集できる点がメリットです。


一括査定サービスの利用


一括査定サービスでは、複数の買取業者から同時に見積もりを取得できるため、実際の買取価格の幅を知ることができます。業者間の価格差を比較することで、より正確な相場感がつかめるでしょう。特にオークション相場に近い価格を把握するには、競争原理が働く一括査定が効果的です。


カーディーラーの下取り価格シミュレーション


大手メーカーのWebサイトでは、下取り価格の目安を確認できるツールを提供しています。ただし、これらの価格は一般的に買取相場よりも低めに設定されていることが多いため、あくまで参考程度に考えておくとよいでしょう。


売却タイミングが買取額に影響する


クルマを売却するタイミングによって、査定額が大きく変わります。高額査定の実現のために、しっかりとタイミングを見極めましょう。


3月と9月の売却がおすすめ


年間で見ると、3月と9月が買取相場の高くなる傾向があります。3月は多くの買取業者の決算期にあたり、販売台数や買取台数を伸ばしたい時期のため、通常よりも高い査定額を提示されやすくなります。同様に、9月も中間決算の時期であるため、買取価格が上昇しやすい時期といえるでしょう。


4月と12月は避けたほうがよい


一方で、避けたほうがよい時期もあります。12月は年末で中古車の需要が落ち込む時期であるため、査定額も下がりがちです。また、4月は年度始めで自動車税の支払いが発生するため、3月末までに売却を完了させることが理想的です。


走行距離「5万km」「10万km」前の売却がおすすめ


どのくらいの距離を走っているのかも売却タイミングを見極める重要なポイントです。走行距離が「5万km」「10万km」を超えると、価格が大幅に下がる傾向にあるためその前に売却することをおすすめします。


モデルチェンジ前の売却がおすすめ


さらに、モデルチェンジのタイミングも考慮したほうがよいでしょう。新型モデルが発売されると、旧型モデルの価値は一気に下落します。もし自分のクルマのモデルチェンジが近いと分かっている場合は、発売前に売却することで高額査定を狙えるでしょう。


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クルマの高額査定を実現するテクニック


ここでは、実際の査定前に実践したいテクニックについて解説します。


複数の買取業者に査定依頼する


クルマを高く売るために効果的なテクニックの1つが、複数の買取業者に査定を依頼することです。


同じ車種であっても、買取業者ごとに提示する価格が異なります。たとえば、A社が180万円、B社が200万円、C社が220万円という査定額を提示した場合、最高額と最低額の差は40万円とかなり大きなものです。買取したクルマの販売ルート、得意とする分野、在庫状況がそれぞれの買取業者で異なるために、こうした違いが生まれます。


また、複数の査定額を比較することは、交渉の際の強力な武器にもなります。「他社ではこれくらいの金額を提示されている」と伝えることで、査定額のアップを引き出せる可能性が高まります。ただし、具体的な金額は最後の交渉カードとして取っておき、安易に明かさないことがコツです。


車輌の状態をベストに整える


クルマの見た目は査定額に大きな影響を与えます。査定前にクルマの状態を整えることで、好印象を与え、高額査定につながる可能性が高まります。ここでは、効果の高い方法を具体的に紹介します。


洗車および外装の仕上げ


外装の汚れや水垢は、クルマの実際の状態よりも悪い印象を与えかねません。査定の1〜2日前に洗車をし、可能であればワックスもかけておくとよいでしょう。特に注意したいのはホイールやタイヤの汚れです。泥やブレーキダストをしっかり落とすことで、メンテナンス状態のよさをアピールできます。


なお、査定前に修理をすることは必ずしも費用対効果が高いとはいえません。小さな傷や凹みの修理費用は、査定額の上昇分を上回ることが多いのです。たとえば、バンパーの修理に5万円かかっても、査定額は2〜3万円程度しか上がらないケースがほとんどです。そのため、大がかりな修理は避け、清掃とメンテナンス状態のアピールに注力するほうが賢明です。


車内清掃


掃除機で床やシートの埃やゴミを取り除き、ダッシュボードや内装パネルを拭き上げましょう。特に気をつけたいのが臭いです。タバコやペットの臭いは査定額を大きく下げる要因となります。消臭剤を使用する場合は、強すぎる香りのものは避け、自然な清潔感を目指しましょう。


車輌の書類や付属品を揃える


取扱説明書、整備記録簿、スペアキーなどが揃っていると、査定額アップにつながります。特に整備記録簿は、定期的にメンテナンスを行ってきたことの証明になるため、できるだけ保管しておきましょう。また、純正部品も重要です。社外品にカスタマイズしている場合は、可能であれば純正品に戻しておくことをおすすめします。


ETC車載器やドライブレコーダーなどの後付けオプションについては、純正品であれば付けたままにしてもよいでしょう。ただし、社外品の場合は、査定額に反映されないことが多いため、必要に応じて取り外して別途売却することも検討してください。


誠実な態度で交渉に臨む


クルマの売買は単なる商品取引ではなく、人と人との信頼関係に基づいた取引です。そのため、強引な態度や高圧的な交渉は逆効果になります。冷静で礼儀正しい態度を保ちながらも、自分の希望をしっかり伝える姿勢が大切です。


希望額を最初に言わない


査定士から「いくらくらいを希望されていますか?」と聞かれても、すぐに具体的な金額を伝えるのは避けましょう。まずは相手の出方を見ることが重要です。希望額を先に言ってしまうと、その金額が交渉の上限になってしまいます。


売却時期の交渉カード


たとえば「3ヶ月後に売りたいと考えているのですが、いくらくらいになりますか?」と聞いた後で、「もし今すぐ売るとしたら、いくらになりますか?」と質問してみましょう。買取業者はできるだけ早く買い取りたいと考えているため、即決を促すためにより高い金額を提示してくる可能性が高まります。


競合他社の存在をほのめかす


「他にも査定を依頼しているので、最終的には1番条件のよいところに売りたい」と伝えることで、査定士は他社との競争を意識し、できるだけ高い査定額を提示しようとします。ただし、具体的にどこの会社に依頼しているかや、提示された金額まで伝える必要はありません


クルマのプラスポイントを積極的にアピールする


交渉の際には、クルマのプラスポイントを積極的にアピールすることも大切です。定期的なメンテナンス履歴や、純正オプション、低走行などの魅力を伝え、査定士に「このクルマは価値がある」と思わせることが重要です。


また、修復歴や事故歴について嘘をつくことは絶対に避けましょう。後々トラブルの原因となり、契約解除や損害賠償請求につながる可能性があります。正直に伝えた上で、その他のプラスポイントをアピールするほうが得策です。


査定士の営業トークに惑わされない


クルマ売買の取引では「今日決めてもらえれば特別にこの金額にします」といった営業トークをされる場合が非常に多いです。しかし、決して焦らずに冷静に対応しましょう。


実際には査定額が翌日に大きく変わることはほとんどありません。このような言葉に焦らされずに、「他社の査定結果も見てから判断したい」と伝えましょう。


次に、「相場や市場の不安を煽る言葉」にも注意が必要です。「この車種は相場が下がりつつあります」「今後値下がりが予想されます」といった言葉で不安にさせ、早く売却するよう仕向けてくるケースがあります。このような場合は、「具体的にどのくらい下がるのでしょうか?」と質問し、根拠を確認しましょう。明確な根拠がなければ、単なる営業トークである可能性が高いです。


まとめ


クルマ売却で高額査定を実現するには、まず市場相場を把握し、3月・9月の決算期や走行距離が大台に乗る前など売却タイミングを見極めることが重要です。あわせて、複数の買取業者に査定を依頼して比較検討し、洗車や車内清掃でよい印象を与えましょう。


交渉では希望額を最初に言わず、売却時期を交渉材料にするテクニックが効果的です。また、買取業者の「今日限り」などの営業トークに惑わされないことも大切です。


外車王のような複数業者が入札するサービスを利用すれば、競争原理によって高額査定が期待できます。適切な準備と交渉で、愛車の価値を最大限に引き出しましょう。

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