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中古車の豆知識

更新2025.01.07

【税金対策ガイド】3月のクルマ売却で損をしない方法と高額買取のコツを徹底解説

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外車王SOKEN編集部

3月にクルマを売却する場合、自動車税(種別割)の課税タイミングや年度末の混雑など、注意したほうがよいポイントが多くあります。この記事では、3月のクルマ売却における税金対策や高額買取のコツ、さらには意外と知られていない2月に売却するメリットまで、外車王の20年以上の輸入車専門買取実績に基づいて解説します。


特に輸入車は、その価値や状態を正しく評価できる専門家による査定が重要です。3月の売却を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。


 3月のクルマ売却で注意したいポイント


3月のクルマ売却で注意したいポイント


自動車税(種別割)の課税時期が近づく3月は、クルマ売却のタイミングとして重要な分岐点といえるでしょう。特に輸入車は税額が国産車より高くなるケースが多いため、税金面での損を避けるために、しっかりと把握しておくことをおすすめします。


3月売却のリスク―自動車税(種別割)の課税対象になる可能性


3月にクルマを売却する際の最大のリスクは、自動車税(種別割)の課税です。自動車税(種別割)は毎年4月1日時点の所有者に対して課税されるため、3月中の売却であっても名義変更が4月1日までに完了していないと、前所有者に納税通知書が届いてしまいます。特に3月下旬の売却では、年度末の混雑により名義変更手続きが間に合わないケースが多く見られます。


たとえば、排気量3,000cc程度の輸入車の場合、年間の自動車税(種別割)は5万円で、この負担は決して小さくありません。また、自動車税(種別割)は月割りでの還付が可能ですが、手続きが煩雑で時間もかかるため、できれば避けたいところです。


さらに、名義変更の手続きには通常3〜4営業日かかるため、3月25日以降に売却すると、4月1日までの名義変更を完了できないかもしれません。そのため、3月下旬の売却を検討している場合は、4月に入ってからの売却に変更することも視野に入れるとよいでしょう。


知っておくべき自動車税(種別割)の課税時期と還付制度


自動車税(種別割)の還付制度について正しく理解しておくことも重要です。


クルマを売却するだけでは自動車税(種別割)は還付されず、売却後に抹消登録した場合のみ還付を受けられます。抹消登録とは、クルマの登録情報を抹消して公道を走行できなくすることです。永久的に登録を抹消する「永久抹消」と、一時的に登録を抹消する「一時抹消」がありますが、どちらでも自動車税(種別割)の還付を受けられます。


4月以降にクルマを売却した場合、既に支払済みの自動車税(種別割)については、未使用期間分が還付されます。還付額は月割りで計算され、抹消の翌月からの分が対象となります。


<具体的な還付額の計算例>
・排気量2,998ccの輸入車(年間税額5万円)を6月に抹消した場合、7月から翌年3月までの9ヶ月分が還付対象
5万円÷12ヶ月=約4,166円/月→約4,166円×9ヶ月=還付金:約3万7,500円


なお、クルマの抹消登録には下記の書類が必要です。
・一時抹消登録申請書(こちらよりダウンロード可能)
・永久抹消登録申請書(こちらよりダウンロード可能)
※上記は該当する手続きのいずれか一方のみ
・手数料納付書
・印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)
・自動車検査証(車検証)
・ナンバープレート
・委任状(代理人が手続きする場合のみ/所有者の実印での押印必須)


また、軽自動車の場合は課税方式が異なり、月割りでの還付制度がない点に留意しましょう。


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3月は本当に車売却のベストシーズンなのか


3月は確かに中古車需要が高まる時期ですが、必ずしもベストシーズンとは限りません。市場の実態と売却時期による影響を詳しく見ていきましょう。


 3月の中古車市場の特徴と買取価格の傾向


3月は年度末で転勤や引っ越しが多い時期であり、クルマの売却や買い替えニーズが高まります。しかし、同時に下記のようなデメリットもあります。


・年度末の駆け込み需要による業者側の在庫過多
・名義変更などの手続きに時間がかかる
・自動車税(種別割)の課税リスク


特に輸入車の場合、正確な価値評価には専門的な知識が必要なため、一般的な買取業者に依頼すると繁忙期に十分な査定時間が取れず、適切な評価が行われない可能性があります。また、在庫過多による価格低下は、比較的高額な輸入車により大きな影響を与える可能性があります。


2月売却のメリットと3月売却との比較分析


意外と知られていませんが、3月ではなく2月にクルマを売却するのがおすすめです。主な理由としては下記の点が挙げられます。


・3月需要を見込んで買取業者が在庫を多く確保する
・比較的混雑が少なく、スムーズな手続きが可能
・自動車税(種別割)の課税リスクを回避できる
・年度末の駆け込み需要前のため、じっくりと価格交渉できる


輸入車専門店でも、2月は3月の需要に備えて在庫を確保したい時期であり、より高い買取価格を提示する可能性があります。また、混雑も少ないため、クルマの状態をより詳細に確認でき、適正な評価が期待できます。


3月にクルマを高く売るためのポイントと対策


3月にクルマを高く売るためのポイントと対策


3月売却を選択する場合は、以下のポイントを押さえることで、より有利な条件での売却が可能となります。


税金対策を考慮した売却時期の選び方


3月の売却を検討する場合は、下記の時期別対策の実施をおすすめします。


3月上旬まで


・通常通りの売却手続きが可能
・名義変更も余裕を持って完了可能
・買取業者との価格交渉にも十分な時間が取れる


3月中旬以降


・名義変更の期限を確認
・4月以降の売却に切り替えることも検討
・急いで売却する必要がある場合は、買取業者に名義変更期限の確約を取る


年度末の混雑を避けるための具体的な準備と手順


年度末の混雑を考慮し、下記の準備を事前に整えておくことが重要です。


・必要書類の事前準備(実印、印鑑証明書、自動車検査証など)
・複数の買取業者への査定依頼を早めに実施
・名義変更に必要な書類の確認と準備
・自動車税(種別割)の納税証明書の用意


▼関連記事はこちら
クルマ売却時の必要書類完全ガイド|個人・法人の必要書類から準備方法まで徹底解説


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まとめ:3月のクルマ売却方法と外車王のサービス案内


3月のクルマ売却には、自動車税(種別割)や年度末の混雑など、さまざまな注意点があることがお分かりいただけたかと思います。特に輸入車の場合は、その価値を正確に見極められる専門業者を選ぶことが、高額売却への重要なポイントです。


外車王では、20年以上の輸入車専門買取実績を活かし、お客様のクルマを適正価格で買取させていただいております。特に、当社の特徴である事前入札査定システムにより、複数の専門買取店が競い合うことで、より高額な買取価格を実現しています。


さらに、外車王専属のコンシェルジュが一貫してサポートするため、年度末の慌ただしい時期でも、スムーズな売却手続きが可能です。


3月のクルマ売却をご検討の方は、ぜひ外車王の無料査定をご利用ください。輸入車に精通した専門スタッフが、お客様の状況に合わせた最適な売却プランをご提案させていただきます。

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています

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