更新2023.07.04
BMW、米バッテリー工場を着工
外車王SOKEN編集部
独自動車大手のBMWグループは6月27日、米サウス・カロライナ州のウッドラフに建設する高電圧バッテリーの新工場の起工式を行った。同工場では、サウス・カロライナ州のスパータンバーグ工場で生産するBMWの電気自動車「Xシリーズ」のモデルに搭載する第6世代の電池を生産する。
BMWグループは2022年10月に米国に17億ドルを投資する計画を発表していた。うち、1億ドルはスパータンバーグ工場における純電気自動車の生産に向けた準備に、7億ドルはウッドラフ工場の建設に投資する。
ウッドラフ工場の面積は約100ヘクタールで、従業員300人以上が勤務する予定。電池セルはAESCから調達する。AESCは、サウス・カロライナ州のフローレンス工場(30GWh)でBMWの第5世代電池向けに丸型電池セルを生産する予定。
[画像/BMw 提供元/FBC Business Consulting GmbH]