更新2021.12.10
フィアットバルケッタの維持費はどのくらい。修理費用や維持費を抑える方法についても紹介
外車王SOKEN編集部
目次 ▼
- フィアット バルケッタとは
- バルケッタの維持費の内訳
- バルケッタの維持費を抑える方法
- バルケッタの維持が難しいときは売却を検討しましょう
- バルケッタを高く売るなら外車王がおすすめ
- バルケッタを維持できる場合にのみ購入を検討しましょう
バルケッタは、独特なデザインとコンパクトなボディで根強い人気を誇るイタリアの2シーターオープンスポーツカーです。しかし、ほとんどの車両が20年近く経過しているため、維持費が気になるユーザーも多いのではないでしょうか。
ここではバルケッタの特徴や維持費の内訳について解説します。また、維持費を抑える方法についても紹介しますので、参考にしてください。
フィアット バルケッタとは
バルケッタは、X1/9以来の久々の小型スポーツカーとして1995年1月から販売が開始された2人乗りのオープンスポーツカーです。プラットフォームは、FFモデルのプントをベースとしながらも、オープン化に伴い大幅な強化が行われました。
イタリア語で「小舟」を意味する「バルケッタ」というネーミングのとおり、船のような流麗なデザインが特徴です。 また、一般的なコンパクトカーよりもホイールベースが約30cm短く、俊敏な走りを楽しむことができます。
搭載される1.8リッターの直列4気筒エンジンは、最高出力が130PS、最大トルクは16.1kg・mと、少し物足りなさを感じるスペックですが、車両重量が1110kgと軽いため、スペック以上の加速フィールを味わえます。
2004年7月にはマイナーチェンジが実施され、フロントデザインを中心に大幅な変更・改良が行われました。具体的には、外装にシングルフレームグリルが特徴の新デザインのフロントバンパーを採用し、初代ではオプションだったアルミホイールが標準装備となりました。
バルケッタの維持費の内訳
バルケッタの購入後にかかる費用は様々ですが、全ての車両が年式が古い中古車のため、車検費用や税金はもちろんのこと、特に修理費についてはしっかりと理解しておく必要があります。ここではバルケッタの維持費を大きく5つに分けて紹介します。
ガソリン代
バルケッタのガソリン代は、季節や地域によって異なりますが、1リッターあたり140円程度です。また、バルケッタのガソリン車は指定燃料がハイオク(プレミアム)のため、レギュラーガソリンを入れることが多い国産車に比べて、ガソリン代が1リッターあたり10~14円程度高くなります。
一方、全車に昔ながらのマニュアルトランスミッションを搭載しているため、運転の仕方次第で燃料代を節約できるというメリットもあります。
車検費用
バルケッタの車検は、全ての車両が13年超もしくは18年超の重課制度の対象になりますので、重量税が約39%増税され、18年を超える車両は13年未満の車両と比べて約1.5倍の増税になります。
・自動車重量税:34,200~37,800円
・自賠責保険料(24ヶ月):21,550円
・印紙代:1,200円
ただし、税制改正や事故の件数などによって保険料率が改定される場合があるため、法定費用が毎年同じ金額になるとは限りません。
点検・整備料金については、費用に法的な縛りがないため、車検を依頼する整備工場によって料金が異なります。具体的には、必須項目の24ヶ月点検費用・保安確認検査料・検査代行手数料を合わせた金額が40,000~50,000円程度です。そこに追加整備に対する部品代・工賃が加算されますが、金額は普段どれだけメンテナンスをしているのかによって大きく変わります。
バルケッタの場合は、何かしらトラブルを抱えている場合がほとんどですので、30,000~100,000円程度が追加整備の費用の相場と言えるでしょう。
修理費用
バルケッタの維持費で必ず把握しておきたいのが、高額になりがちな修理費用です。修理費用の目安がわかれば、購入後の維持費をイメージしやすくなるでしょう。
代表的な修理は以下のとおりです。
・タイミングバリエータ交換
タイミングバリエータは、バルブタイミングを自動で進角させる装置です。この装置が故障すると、低回転でディーゼルエンジンのようなガラガラ音が出るようになります。特にアイドリング時や交差点で停止する前に音が鳴りやすいでしょう。
修理費用は、部品代が約47,000円、工賃が約40,000円となりますが、10万km近く走ったバルケッタは故障の可能性が高くなります。ただし、オイルメンテナンスが悪いとさらに交換時期が早まりますので、注意が必要です。
・ヒーターコア交換
車はエンジンを熱源として温風を作り出しています。その仕組みが、エンジンを冷却するために循環させているラジエーター液をヒーターコアと呼ばれるフィンで構成された放熱機器に循環させるというものです。
バルケッタはこのヒーターコアから室内にラジエーター液が漏れ出すことがよくあります。そのため、ヒーターの効きが悪くなるのはもちろんのこと、臭いがきつくなりヒーターコアの交換を余儀なくされます。修理費用は、部品代は約26,000円程度ですが、工賃がダッシュボードをすべて取り外しての作業となるため、約50,000~60,000円になります。
・リアスクリーン交換
多くのオープンカーは、定期的にリアスクリーンの交換が必要です。バルケッタはガラスを使用しない昔ながらの幌(ほろ)のため、年数が経過するとくすみが酷くなり、室内から後方がほとんど見えなくなります。
修理費用は、部品代が約30,000円、工賃が15,000円と比較的リーズナブルです。くすみが気になってきたら、事故を起こす前に早めに交換しましょう。
上記のほか、マフラー交換やサーモスタット交換なども必要になることが多いため、覚えておきましょう。バルケッタの修理費を少しでも抑えるには、日頃のメンテナンスや早めの部品交換が非常に大切です。
メンテナンス代
バルケッタのメンテナンス代には、オイル交換・ワイパー交換・バッテリー交換などがありますが、忘れてはならないのが車検と車検の間に行う「法定12ヶ月点検」です。
車検が「保安基準に適合しているかを確認するための検査」であるのに対して、法定点検は「安全に走行できる状態かを確認するための検査」です。 検査の目的が異なりますので、チェックする項目も異なります。
車は経過年数と走行距離によって摩耗する部品が多くなり、古い車になればなるほど点検で不具合を指摘されたり部品交換を勧められるケースが多くなります。しかし、長い目で見れば故障を未然に防ぐことに繋がりますので、法定12ヶ月点検は非常に大切なメンテナンスと言えるのです。
税金
バルケッタには、毎年4月1日時点の所有者に対して課される自動車税や車検時に納める重量税など、次の3つの税金がかかります。
・自動車税
・自動車重量税
・消費税
また、車検時に支払う自賠責保険料は加入が義務づけられているため、税金と同じ性質を持ちます。また、全ての車両が13年超もしくは18年超の重課税の対象となりますので、注意が必要です。例えば、本来であれば39,500円で済む自動車税が、概ね15%の増税が課せられて45,400円になります。さらに、重量税が9,600~13,200円増税されます。
フィアットの税金について詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
バルケッタの維持費を抑える方法
バルケッタの維持費を抑えるためには、年式が古い中古車であることを理解する必要があります。ここでは、維持費を抑える方法を大きく3つに分けて紹介しますので、参考にしてください。
定期的にメンテナンスする
バルケッタの維持費を抑える方法のひとつが、定期的なメンテナンスです。バルケッタはほとんどの中古車が20年近く経過しており、すでに旧車の域に達しつつあります。当然のことながら、メンテナンスを怠れば大きなトラブルに繋がります。
定期的なメンテナンスの代表と言えるのが、エンジンオイルの交換です。バルケッタは油圧で制御されているタイミングバリエータが弱点といわれていますので、定期的なオイル交換がとても重要です。
また、バルケッタがオープンカーであることも忘れてはなりません。オープンカーの命といわれる幌は定期的に洗いましょう。加えて、オープンで走る機会が多いユーザーは、日頃からこまめに掃除機をかけることが大切です。
街乗りに使用しない
バルケッタは、全車マニュアルトランスミッションが標準のため、街乗りに使用しても余程の無理な操作をしない限りは燃費が悪化することはありません。
それよりも、街乗りではさけることのできない渋滞や発進と停止を繰り返すストップ・アンド・ゴーが、旧車・ネオクラシックカーの部類に入るバルケッタには大きな負担になります。
エンジンルーム内に熱がこもってしまい、オーバーヒートなどの重大なトラブルを引き起こす原因になりかねません。バルケッタの維持費を抑えたい場合は、街乗りに使わない方がよいでしょう。
バルケッタの最大の特徴は、爽快なドライブが楽しめるオープンボディであることです。つまり、バルケッタはセカンドカーとしておすすめしたい1台です。もちろん、もう1台の車をなににするかという問題もありますが、お手頃な中古の軽自動車などが見つかればトータルで見て維持費が安くなる可能性があります。
異音や異臭がしたら早めに点検に出す
バルケッタの代表的な故障箇所は、タイミングバリエータ及びヒーターコアと言えるでしょう。
この2つの故障の特徴は、必ず異音や異臭がすることです。つまり、異音や異臭はタイミングバリエータ及びヒーターコアの故障のサインと言えるのです。詳しくは、修理費用のところで解説していますが、異音や異臭がした時点で早めに点検に出すことで、2次的な故障を防ぐことに繋がり、結果的に維持費を抑えることができます。
バルケッタの維持が難しいときは売却を検討しましょう
バルケッタは故障の傾向もはっきりしており、街乗りをさけるなどの工夫で維持費を抑えることができます。しかし、年式が古く旧車の域に達している車種のため、常に故障のリスクがつきまといます。
したがって、故障が重なり維持費が高くなるときは売却を視野に入れることも方法のひとつかもしれません。
バルケッタを高く売るなら外車王がおすすめ
バルケッタは20年以上経過している車両もほとんどのため、故障などが重なり維持が難しくなる場合もあるでしょう。
そこで、バルケッタの維持が難しくなり売却を検討しているユーザーにおすすめしたいのが、輸入車専門買取の外車王に査定を依頼することです。外車王は豊富な修理事例から割り出した適正価格を提示できます。
さらに、自社の整備工場を備えており、故障を安く修理することが可能なため、バルケッタのような年式が古いイタリア車でも高額査定に繋がる可能性があります。
バルケッタを維持できる場合にのみ購入を検討しましょう
ここまで、バルケッタの特徴や維持費について解説してきました。
バルケッタは現代の車では味わうことのできない魅力的なデザインや乗り味を持ち合わせています。
もちろん、購入する際はかかる維持費をしっかりと考える必要がありますが、維持が難しくなったときに外車王に売却することも含めて、バルケッタの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
フィアット バルケッタを高く買い取ってもらうには
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