更新2025.01.21
アウディは故障しやすい車?故障の原因や対処法まで解説
外車王SOKEN編集部
アウディの車は故障しやすいのでしょうか。外国車は壊れやすい印象もあり、乗ってみたいけど壊れやすいのであればと躊躇する方もいらっしゃると思います。故障しやすく修理も増えれば、手をかけなくてはならないことが多く出てきます。手がかかる子ほど可愛いという心境になるかもしれませんが、実際のところアウディの故障率はどれくらいなのでしょうか。
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アウディは故障しやすい?
アウディは故障しやすいメーカーなのでしょうか。アウディの故障リスクは、高くありません。ですが、国産車が壊れにくいだけに、アウディは多く故障をする印象を受けるかもしれません。
アウディが故障したときの症状
アウディが故障したときは、どのような症状が現れるのでしょうか。アウディが故障したときの症状について詳しくみていきましょう。
エンジンが始動しない
エンジンが突然、始動しないことがあります。電装関係の不具合は、起きやすいためにエンジンが始動しないトラブルが引き起こされます。原因として考えられるのは、点火プラグが機能していなかったり、バッテリーが上がっていたりすることが考えられます。また、電装系のトラブルでエンジンが始動しなかったり、コンピューター制御によってエンジンがかからなかったりする場合もあるようです。
エアコンの効きが悪い
故障すると、エアコンの効きが悪くなります。エアコン内部のガスが減ってしまい、エアコンが効かなくなったと考えられます。空気を圧縮して外に冷風を送りだせないために引き起こされているかもしれません。コンプレッサーが故障すると、外に冷風を送りだせなくなるので、修理が必要です。
パワーウインドウが正常に作動しない
パワーウィンドウが正常に作動せず、窓が開けにくくなることがあります。パワーウィンドウは、窓を開けるためのパーツです。窓の開閉がうまくいかなかったり、窓ガラスが落ちて割れてしまったりする場合があります。
ハンドル操作に違和感がある
ハンドル操作中に、違和感が生じる場合があります。ハンドルが重たく感じたり、微振動していたりする場合は原因を突き止めましょう。ステアリング、タイヤ、オイルなどに原因があるかもしれません。また、足回りなどもガタついているとハンドルに伝わるので、点検・修理に出しましょう。
異音・異臭・振動がある
異音・異臭・振動は、車が故障している証拠です。これらの発生源を突き止めることで、何が故障しているのかがわかります。
「異音」は、「足回り」、「エンジン」などから聞こえることが多いでしょう。
「異臭」を感じた場合は、匂いの種類を確認してください。整備士によっては、匂いの種類だけで故障個所を判断できます。危険な液体が漏れている可能性もあるため、異臭したら早めに修理工場やディーラーに持ち込みましょう。
「振動」は、エンジンの不具合や足回りの異常によって発生します。振動を放置すると、故障がひどくなって車が動かなくなる可能性があるので、早めに修理にだしましょう。
アウディの故障しやすい部位
アウディの故障しやすい部位は、どこなのでしょうか。故障しやすい部位についてご紹介いたします。
トランスミッション
トランスミッションが故障しやすいようです。トランスミッションが故障すると、オートマチックミッションであれば加速がかかりにくく感じたり、マニュアルミッションであればクラッチが滑ってしまったりします。
トランスミッションは、車を動かす上で重要なパーツです。ミッションブローが引き起こされないように、少しでも異変を感じたら点検を依頼しましょう。
パワーステアリングコントロールユニット
パワーステアリングコントロールユニットに不具合があると、ハンドルが重たくなったり軽くなりすぎたりします。ユニットが故障すると、パワーが発揮されなくなり、運転が大変になります。
メーターにも、パワーステアリングの不具合が起きたら警告表示が出るので、すぐにディーラーなどへ相談をしましょう。
パワーウインドウ
パワーウィンドウが正常に作動しないことがあります。窓の開閉に違和感を感じるときは、パワーウィンドウのモーターに不具合が生じている可能性があります。
電子制御のモーターで窓の開け閉めが簡単にできますが、モーターが弱ると作動しないので、故障に直結してきます。早めに修理へ出しましょう。
エアコン
エアコンは壊れやすい部品です。エアコンは異臭がしたり、効きが悪くなったりしたら修理・点検に出しましょう。夏場に、エアコンが効かなくなると、車内の温度が高温になり命の危険にも繋がります。定期的に、エアコンの手入れをしておくことで、故障を防げる可能性が高まります。
デフオイル
デフオイルは定期的に交換が必要です。交換していなかったり、漏れてしまっていたりすると、ハンドルを切ってもカーブが曲がれなくなります。また、ハンドルが振動したり、異音が出たりします。デフオイルは必ず定期的に交換しましょう。
アウディが故障する原因
アウディが故障する原因は、どのようなことが考えられるのでしょうか。故障する原因が未然に防げるものであれば、故障しないように注意できます。故障する原因についてご紹介いたします。
メンテナンス不良
メンテナンス不良は故障の原因に繋がります。メンテナンスをしていないと、消耗品パーツが経年劣化で故障したり、オイルが詰まり車が動かなくなってしまったりというケースが考えられます。定期的に点検をして、車の状態をチェックしておくことが大切です。また、オイル交換や消耗品パーツを交換しておくことで、故障リスクを下げることができます。
日本の環境に適していない
アウディは日本の環境に適していないため、故障しやすいといわれています。故障しやすいと考えられる理由は、ドイツは年間を通して、日本よりも気温・湿度が低いからです。気温・湿度の差が日本とドイツで違うために、湿度の関係から電気系統に不具合が生じます。湿気が多いために環境に不適応なアウディは故障しやすい結果になります。
電装部品が多い
電装部品が多いと、湿気の多さが原因で故障することがあります。アウディに搭載されているAI技術や自動運転システムなどが最新技術のため、故障に繋がりやすくなっているようです。最新技術は、電装部品を多く取り入れていること、日本では身近ではない技術であるために、故障しやすく修理することが大変になっていると考えられます。
アウディが故障したときの対処法
アウディが故障したときの対処法はあるのでしょうか。故障しないと思っていたタイミングで故障すると、どうしたらいいかわからなくなってしまうかもしれません。故障した時の対処法についてご紹介いたします。
1.故障した原因を突き止める
故障した原因を突き止めることで対処法や修理方法がわかります。整備士に症状や原因を伝えることで、スムーズに修理してもらえます。
2.業者に電話をする
信頼できる整備工場やディーラーなどで修理・整備・点検をしてもらうことが大切です。信頼できる業者であれば、見積りを出してくれたり、依頼した箇所を細かく確認して車を万全な状態にして、戻してくれたりします。また、内訳が細かく記載された見積もり書を提出してくれる業者かどうかも確認しましょう。
3.自分で入庫かレッカー移動をする
自分で修理工場やディーラーに入庫するか、レッカー移動をしましょう。ここで注意したいのは、自走できない状態であるのに無理に動かそうとすることです。故障しているのに無理に走らそうとすると、事故に繋がる可能性があります。
アウディの修理費用の相場
アウディの修理費用の相場はいくらなのでしょうか。
一般的には、下記の金額で修理を承ってくれるようです。
(引用元:【保存版】アウディ自動車の修理費用相場・メーカー保証情報まとめ)
テスターによる診断 | 5,000円程度 |
エアエレメントの交換 | 2,000円程度 |
エアコンフィルターの交換 | 1,500円程度 |
フロントベルトの交換 | 3,000円程度 |
スパークプラグの交換 | 2,000円程度 |
タペットカバーパッキンの交換 | 8,000円程度 |
トランスファーオイルシールの交換 | 2万円程度 |
ドライブシャフトブーツの交換 IN/OUT 共 | 各1万5,000円程度 |
ブレーキパッドの交換 | 4,500円程度 |
バッテリー交換 | 2,000円程度 |
保証の有無によっても、金額は異なります。また、上記金額が必ずかかる費用ではなく、あくまでも目安です。有償修理は、ディーラーよりも一般修理工場の方が安く済む傾向があります。
アウディの故障率を下げる方法
アウディの故障率を下げる方法はあるのでしょうか。アウディの故障率が下がれば、より長く乗り続けることができます。アウディの故障率を下げる方法をご紹介いたします。
定期的にメンテナンスをする
定期的にメンテナンスをすることで故障リスクを下げることができます。日頃から車に乗っている人であれば、走行中に「違和感」を覚えたら、すぐに点検・修理に出すかと思います。日頃から乗っていない場合、違和感が起きたときの重大性に気づけないかもしれません。
日頃からメンテナンスを欠かさないことで、不調が起こりにくくなるでしょう。結果的に修理の頻度が下がって、維持費を抑えることに繋がります。
少しでも違和感があれば点検を依頼する
エンジンをかけたときや走行中に、「違和感」を感じた場合には、すぐに点検にだしましょう。異音・異臭・振動などは、車に異変が起きている証拠です。早めに点検にだすことで故障を早期発見できて、大きなトラブルを未然に防げる可能性があります。す。
アウディが故障を繰り返すときは売却も視野に入れましょう
アウディが故障を繰り返すときは、売却を視野に入れましょう。1回の修理費を安く抑えても、何度も故障を繰り返すことで修理費がかさみます。場合によっては、修理するよりも新しく車を買い替えた方が安く済むでしょう。
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二重査定一切なし
外車王では、二重査定を行っていません。しっかりと査定をした上で買取金額を提示します。そのため、安心して査定に出してください。自動車の専門知識をもったスタッフが丁寧に査定してくれます。
アウディの故障率を下げるために定期的にメンテナンスをしましょう
アウディの故障率を下げるためには、定期的なメンテナンスが大切です。日頃から、車の違和感・異変に気付けるように意識をしておきましょう。定期的なオイル交換、消耗品パーツの交換などしておくことで、安全なカーライフが過ごせます。定期点検・定期メンテナンスをして、愛車のコンディションを整えておきましょう。
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