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リセールバリュー

更新2024.07.05

アバルトのリセールバリューは生産終了でどうなる?残価率や「595」と「695」の違いについても紹介

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外車王SOKEN編集部

1949年にイタリアのトリノで創立され、フィアット車をベースとしたレース車両を開発しているアバルト。フィアットの走りを強化した車として、日本でも多くの車好きから好評を得ています。


そんなアバルトがガソリンモデルの生産終了に伴って大きく揺れています。この記事では、アバルトのリセールバリューと今後の展望を紹介します。また、意外と知られてない「595」と「695」の違いについても解説していきます。


アバルトの3年落ちの残価率



アバルトのリセールバリューは高い部類に入ります。しかし、ツーリズモやカブリオレの残価率が低いなど、全てのモデルやグレードが高いわけではありません。


ここからは、アバルトの中でも特に人気の高い「595」と「695」のリセールバリューを紹介します。


595


「595」の3年後のリセールバリューは以下の通りです。


・新車時価格(税込):319万円~486万円
・発売日:2013年1月11日
・残価率:40.2%~80.5%(※2024年7月現在)
・相場傾向:「595」は、コンペティツィオーネが高い人気を誇り、最高で80%のリセールバリューを誇ります。一方で、ツーリズモが最高でも60%を切るなど、二極化が見られます。


695


「695」の3年後のリセールバリューは以下の通りです。


・新車時価格(税込):405万円~845万円
・発売日:2010年11月1日
・残価率:66.8%~89%(※2024年7月現在)
・相場傾向:「695」は、特別仕様車がほとんどということもあり、どのモデルも高いリセールバリューを維持しています。


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アバルトの現状



アバルトの大きなトピックは、実質的な最終モデルと言える「695」とガソリンモデルの生産終了の2つと言えるでしょう。


ここからは、この2つのトピックについて解説していきます。


「695」がカタログモデルとして登場


今まで特別仕様車のみだった「695」が、2023年モデルからカタログモデルになりました。この流れは、かつての「500」と「595」の関係に近く、ある意味でアバルトあるあると言えるかもしれません。具体的には、最新の「595」である「F595」の快適性とスポーツ性能をさらに高めたモデルが、「695」のツーリズモとコンペティツィオーネになります。


ガソリンモデルの生産を終了


ステランティス(Stellantis)ジャパンは、2024年6月13日にガソリンモデルの「F595」と「695」の日本向け生産を終了することを発表しました。


これは、主力モデルである500シリーズをEVモデルである「500e」に一本化することを意味しています。


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「595」と「695」は何が違うの?



「695」は、過去に500万円を優に超える特別仕様車がいくつもあったため、装備が全く違うモデルと思われがちですが、実際には「595」との間に大きな違いはありません。また、「595」も2014年の登場から100万円以上も値上がりしており、そもそもの「695」が高いという前提がなくなりつつあります。 


とは言え、「695」はあくまで上位グレードですので、異なる点がいくつかあります。ここからは、「595」からの変更点について、グレードごとに解説していきます。


「595」コンペティツィオーネからの変更点


「595」のコンペティツィオーネからの変更点は以下の通りです。


・カーボンリップスポイラー
・カーボンドアミラー
・カーボンシートバックシェル(復活)
・埋め込み式のルーフアンテナ
・新デザインの専用アルミホイール
・Beats(ビーツ)サウンドシステム搭載
・新車価格486万円→500万円


カーボンバックシェルは人気の高いアイテムでしたので、復活は大きなトピックと言えるでしょう。


「595」ツーリズモからの変更点


「595」ツーリズモからの変更点は以下の通りです。


・新デザインの専用アルミホイール
・ブレンボキャリパー(※コンペティツィオーネは標準装備)
・埋め込み式のルーフアンテナ
・アルカンターラダッシュボード
・Beats(ビーツ)サウンドシステム搭載
・開閉可能式ガラスサンルーフ
・レコードモンツァマフラー(※コンペティツィオーネは標準装備)
・最高出力を従来の165psから180psに強化(※コンペティツィオーネは従来通り180ps)
・新車価格445万円→470万円


「695」がカタログモデルになって一番大きく変わったのはツーリズモと言えるでしょう。今までのツーリズモには、コンペティツィオーネより豪華だけどアンダーパワーなモデルというイメージがありましたが、「695」ではパワーが同等になりました。さらにブレンボキャリパーとレコードモンツァマフラーも標準装備されています。


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アバルトの今後の展望


アバルトは、先述の通り主力モデルである500シリーズがEVモデルである「500e」に一本化されます。このことには時期尚早という声も多くあり、先行きには不透明感が漂っています。


しかし、ことリセールバリューに関しては、非常にポジティブです。現在でも最後のガソリンモデルという点が評価されている可能性がありますが、完全に新車が手に入らなくなれば、この傾向がさらに顕著になるはずです。


もちろん、今後どうなるかについては一概には言えない部分もありますが、今が売却のチャンスであることは間違いありません。

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