
更新2021.05.10
BMW M3 CSL(E46)、ホイールとそのスペックに魅せられる!
外車王SOKEN編集部
お久しぶりです。外車王スタッフです。今回は、BMW M3 CSL(E46)についてご紹介させていただきます。
BMW M3 CSL その魅惑のスペックとは
このバンパーのダクトに気づいた方……そうです。
今回ご紹介させていただくお車は「M3 CSL」でございます!
ご存知の方にはすぐにおわかりいただけると思いますが、この記事を読んでいただいている方で「CSL」という3文字をみて、テンションが上がってしまうのではないでしょうか。(輸入車マガジンカレントライフのこちらの記事もぜひどうぞ!)「CSL」という文字の意味は「Copue Sports Light」のイニシャルをとって「CSL」という表記になっております。
M3シリーズについては、言うまでも無く皆さんご存知だと思いますので説明は割愛させていただきますが、この「M3 CSL」は3代目にあたるE46型の前期モデルをベースに、フロントカーボンリップ、カーボンルーフ、カーボンファイバー製ボンネット、CSL専用形状のカーボントランク(標準のセダンはフラットな形状、CSLではダックテールのように端が跳ね上がった形状)、トランクフロアにはスペアタイヤの納まるスペースは無く特殊な紙(!)を用いて製作されているそうです。
搭載されるS54B32HP型エンジンは360HPを発揮、先代より変速スピードが速くなったSMG(パドル付6速セミオートマチックミッション)はSMGⅡ(2世代)となり信頼性も向上、変速スピードをMAXに設定すると(最速0.08sec)電光石火のごとくシフトアップ!そしてシフトダウン時には自動プリッピングまでしてくれる優れものです。
ホイールをはじめとした飽くなき軽量化がもたらした運動性能が魅力のBMW M3 CSL
車体重量は各部素材の見直しにより、ノーマルM3と比較して130kgもの軽量化を果たし1420kgという数字を実現しております。決して極端に軽量であるというわけではありませんが、オートエアコン、リヤシート、ステレオと言った最低限の快適装備を残しての数字と考えると非常に驚きです。そのために、メーカーでしか出来ないだろうといような工夫も沢山見うけられます。サイドガラスは3シリーズより薄厚に、フォグランプも撤去、内装もカーボンを多様化して軽量化、スタビライザーは中空になっており、いかに軽量化にこだわっていたのかがよくわかります。
この車の最大のアピールポイントは、本国限定OPのBBS製の鍛造19インチアルミホイール(なんと純正品にBBSが使われているんです!)が装着されています。そして、このAWとミシュランのパイロットスポーツのレース用タイヤを組み合わせた結果、バネ下重量で約11kgの軽量化に貢献しております(ちなみにこのホイールを新品で入手するとなると定価は1本約20万円だそうです)。
バネ下の軽量化はバネ上の軽量化の10倍以上効果がある(※諸説あり)と言われており、このホイールが走行性能の向上に一役買っているのは間違いないでしょう。実際私が運転させていただいた印象は、軽量化の恩恵によってまさにオンザレールのコーナリング、どの速度域からでも加速する気持ちの良いエンジンと相まって運動性能は極上です。
フルバケットシートに腰掛けパドルシフトを操作しながら運転していると、もはやF1ドライバーのようになったかのような気分でした。スペックだけの話を聞いていると運転が難しいのかな?と思われるかたもいらっしゃるでしょう。しかしそんなことは全くございません!DSC(横滑り防止装置)をカットしない限り、コーナリングで破綻することはまずないでしょう。どなたでも操縦していただける懐の深さはやはりBMWといったところでしょうか。
正直私が乗ってみたいと思う夢の車にここまで速く出会えるとは思ってもいませんでしたので、念願の夢が叶い言葉になりません。本当だと所有したいというところなのですが、それは将来の夢にとっておきます(笑)
BMW M3 CSLについて最後に
高価格帯のハイパフォーマンスカー、古いお車、流通量の少ない特殊なモデルなど、外車買取専門店の精通した知識がないと、その価値は分かってもらえません。大切にしてくれる次のオーナーへの橋渡し役としてご提案させていただきます。
BMW M3を高く買い取ってもらうには
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