
中古車の豆知識
更新2019.12.28
【2020年】ここ数年人気が急上昇中!外車クリーンディーゼルおすすめ人気ランキング5選
外車王SOKEN編集部
外車クリーンディーゼルモデル導入数の変化

現在、着々と導入数を伸ばしている外車クリーンディーゼルモデル。一時期フォルクスワーゲンの排ガス不正問題がありましたが現在では信頼を回復しつつあるため日本への導入が開始されています。現在ではフォルクスワーゲン、BMW、メルセデスベンツ、アウディなど主要メーカーをはじめ、ボルボ、プジョー、DSオートモービル、ランドローバー、マセラティなどヨーロッパメーカーを中心に日本でもクリーンディーゼルモデルがラインナップされています。
ボディタイプ別では、コンパクトモデル、クロスオーバーSUV、セダン、ワゴン、高級車モデルにまでディーゼルエンジンを搭載したクリーンディーゼルモデルが展開されています。日本への導入に関してはクロスオーバーSUVモデルや比較的コンパクトなモデルから導入が開始され、セダンやワゴンモデルの導入が始まり、高級モデルの導入までされるようになりました。
おすすめ外車クリーンディーゼルモデル5選
徐々にラインナップの拡大と導入モデル数を増やしているクリーンディーゼルを搭載した外車の人気おすすめモデルを厳選して5車種ご紹介いたします。
1.BMW3シリーズ
「駆け抜ける歓び」で知られているBMW。直列6気筒エンジンを筆頭にエンジンに定評があります。ガソリンエンジンのみならずクリーンディーゼルエンジンにも「駆け抜ける歓び」が反映されているところがBMWらしいところです。2019年にフルモデルチェンジが行われ7代目へバトンが渡された3シリーズ。
エクステリア・インテリアともに質感が高まり最新のデバイスが搭載され扱いやすいスポーツセダンに生まれ変わりました。ワイド感が強調された外装、水平基調にシンプルかつ機能美が追求された内装、ドイツのエンジン屋の名に恥じないエンジンフィーリングの良さと相まってBMWらしさが際立っています。力強い走りと質感の高い懐の深いスポーツセダンがBMW3シリーズのディーゼルモデルです。
2.ボルボ V90
近年、急激に販売台数を伸ばしているボルボ。日本においても販売台数は右肩上がりです。スタイリッシュなエクステリアデザインにハンマー型のポジショニングライト、北欧の温かみを感じられる落ち着きのあるインテリアや車内の質感は北欧ならではのデザインセンスです。力強いボルボのディーゼルエンジンはフル乗車で荷物を載せていても不足なく走ることができます。ボルボならではの安全哲学が活かされた安全システムは他の追従を許さないほど進化しています。安全で力強いディーゼルエンジン搭載のマルチな才能を発揮するステーションワゴンがボルボV90です。
3.メルセデスベンツCLS220d
高級車の代名詞ともいえるメルセデスベンツ。日本市場においてもコンスタントに人気を維持しています。メルセデスベンツからリリースされている高級4ドアクーペであるCLSクラスにもディーゼルエンジンが搭載され日本に導入されています。サイズ的にもほぼフルサイズでそれなりの車両重量がありながらも力強いディーゼルエンジンのおかげで重量を感じさせない走りが特徴。
ディーゼルエンジン特有の音や振動も抑えられており言われなければディーゼルエンジンとわからないほどです。高級感のあるエレガント4ドアクーペのディーゼルモデルがメルセデスベンツCLS220dです。
4.MINI クーパーD
見た目も走りもあきらめたくない、かわいらしいけど力強いディーゼルモデルがMINIクーパーDです。MINIのかわいらしいエクステリア、円形をモチーフとした独自の世界観があるインテリアはそのままに力強いディーゼルエンジンを搭載しています。若干のディーゼルエンジンらしい音や振動もMINIなら許せてしまうのは不思議な感覚です。小さいけれど力持ち、かわいらしいけど頼りがいのあるコンパクトディーゼルモデルがMINIクーパーDです。
5.DS7クロスバック
こちらも近年急成長しているメーカーDSオートモービル。もともとはシトロエンの高級部門として誕生したDS。のちにひとつのメーカーとして独立した経緯を持ちます。DSのフラッグシップモデルでもあるSD7クロスバックはひし形がデザインモチーフ。高級車として新たな歴史を刻み始めたばかりですがフランスのデザインセンスが光るモデルです。
インテリアのみならずエクステリアにも動く仕掛けがされており車内・車外どちらにいても一瞬でDSの世界に引き込まれるマジックが仕掛けられています。新たな高級車の形でありディーゼルエンジンの太いトルクにより不足や不満なく走ることができるクロスオーバーSUVがDS7クロスバックです。
外車クリーンディーゼルモデルの方向性
さまざまなモデルが導入されラインナップが拡大している外車クリーンディーゼルモデル。選択肢も増え選ぶのに困るほどの数になってきました。ディーゼルエンジンであってもディーゼルエンジンの弱点を感じさせないほど完成度が上がってきています。高級車にもディーゼルエンジンが搭載されていることを考えると力強さと環境性能、重量を感じさせないトルクの太い豊かな走りが特徴のクリーンディーゼルモデルは今後高級車にも多く搭載されていくことでしょう。
コンパクトなモデルであれば小気味よい痛快な走りを実現することができるパワートレインとしての一面を見せるクリーンディーゼルモデル。現在、注目すべきパワートレインのひとつといえるでしょう。電動化が進み内燃機関が減少していく自動車業界。最後の内燃機関の楽しみ、太いトルクの力強い走りを味わうならクリーンディーゼルモデルが多く導入されている今がチャンスといえるでしょう。
[ライター/外車王編集部 画像/フォトAC]