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中古車の豆知識

更新2019.07.03

車検を通してから車を売ると損?それともお得なのか?車買取の疑問を解決!

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外車王SOKEN編集部

今回はズバリ車検を通してから車を売却するのは損なのか検証していきます。一般的に車検の期日満了日間近で売却を考えることは多くあるでしょう。しかし、さまざまな理由から車検を通したばかりで売却しなければならないこともあるはずです。では、車検を通してから車を売却するのは損なのか詳しく考えていきましょう。

車検残りと査定の関係




車検が残っていることは査定にマイナスな影響をあたえることはありません。むしろプラスされることがあります。その理由としては、査定方法によって車検の残り期間により加点される評価方法が存在するからです。ディーラーの下取りにしても買取店に売却する場合であっても業者からしたら自走することができて車検が残っていればそのまま販売することができるからです。

もちろん車検にかかった費用分すべてがプラスされるわけではありませんが、車検までの期限があることで余裕をもって売却するかどうか考えることができます。また、一時期は売却を考えてディーラー下取り査定や買取店を回って比較したものの思うような金額が提示されず乗り続けることを判断したとき焦って車検を通す必要もなくなります。車検を通してから売却を考えることはオーナーにとって選択肢を増やすひとつの手段が車検を通してから売却を考えることなのです。

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車検を通して売却することが損な理由


車検を通してから売却することは一般的に「損をする」といわれることがあります。ではなぜ損なのかを検証していきましょう。車検費用には税金などの法定費用と車検に通るための整備費用と交換部品がある場合には部品費用など多くの費用がかかります。日常の点検や整備を怠っていれば車検の時に交換する部品や消耗品が多くなり部品費用と整備費用と時間が多くかかります。よって、車検は高いと感じてしまうのです。日常点検や消耗品の定期的な交換、法定12ヶ月点検などこまめな点検や整備を実施していれば車検の時には税金などの法定費用プラス最低限の車検整備費用のみで済んでしまうため驚くほど高額な車検費用になることはありません。

ここで重要なのは定期的に点検や整備をしているかいないかの違いのみということ。この定期的な点検や整備をしていれば万が一故障部分があったとしても早期に発見することができます。早期発見により事が大きくなる前に対処をすることが可能となります。よって、大きな交換部品や出費を抑えることができます。結果として車検でも必要最低限の整備と交換部品で済んでしまうため車検費用も安く済ませることができます。特に輸入車の場合には日本車と違って定期的なメンテナンスを欠かすことはできません。もともと輸入車の作りは定期的な点検整備によって最良のコンディションを維持できるような構造になっているためです。輸入車オーナーの方はしっかりと定期的にメンテナンスすることをオススメします。

定期点検が売却時に良い影響を与える


車検で費用を抑えるためには定期的な点検をしてメンテナンスを怠らないことが重要であることは先ほど述べたとおりです。そして、定期点検した結果をすべて残しておくようにすることが後の売却時に影響を与えます。法定12ヶ月点検や車検、その他突発的な点検、リコールなど車に関する点検整備には様々な種類があります。それぞれどんな点検や整備をいつ・どこでしたのかということを整備記録簿(メンテナンスノート)に残しておくことがいつか訪れる売却時に良い影響を与えます。

なぜなら、個体差があるそれぞれの車がこれまでどんなところを修理してきたのか、点検時にはどのような整備をしてきたのかが明確になっていることによって次のオーナーも安心して乗ることができるからです。さらに、ディーラー下取りでも買取店での売却でも記録が残っていることによって安心して買い取ることができるため高い評価を付けることができます。高い評価=査定額であるため結果として買い取ってもらう時に高額評価となることがあるのです。

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必要最低限の車検費用は査定時に取り返すことができる?


これまで定期点検や整備、メンテナンスをしっかりと行っていれば車検時に余計な費用がかからず、整備記録が残っていることで高い評価がされることについてお話してきました。では、結論として車検を通してから車の売却をすると損をしてしまうのかというと、必ずしもそうではないということが言えます。その理由は最終的な査定金額の交渉で最低限の車検費用分はプラスされる可能性も十分にあり得るからです。仮に車検費用が10万円程度だったとしましょう。

車検を通してから売却の話が進んでいき、いざ最終決断をするときに車検にかかった費用分はプラスしたいと誰もが思うはず。定期的な点検や整備をして車検費用を安く抑えることができていれば最終価格交渉時にプラスアルファで10万円程度であれば交渉次第で上乗せしてくれる可能性はゼロではありません。よって、条件次第では最低限の車検費用分であれば査定時に取り返すことも可能だということができるでしょう。ただし、この例えが必ずしもすべての車に当てはまるわけではないということはご理解ください。

車検を通してから売却を考えるのも悪くはない


車検を通してから売却を考えると必ず損をするというのは条件次第では当てはまらないことがお分かりいただけたと思います。むしろ車検を通してから売却を考えることで気持ちと時間にゆとりができ冷静な判断ができるのではないでしょうか。車の売却のタイミングは必ずしも車検期日が基準ではないということが分かって頂けたら幸いです。

[ライター/外車王編集部 画像/フォトAC]

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