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中古車の豆知識

更新2024.07.29

1970年代を代表するクルマを紹介!時代背景や各車種の特徴を解説

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外車王SOKEN編集部

1970年代は、トミカが発売されたりマクドナルド日本1号店がオープンしたりするなど、現在でも思い返される出来事が多くありました。また、オイルショックやマスキー法の制定など自動車業界に大きな変化をもたらす出来事も1970年代に起きています。そんな1970年代には、どのようなクルマが登場したのでしょうか。今回は、1970年代を代表するクルマとその特徴について紹介します。


1970年代のクルマの特徴


1970年代は、オイルショックによって原油価格が高騰したり、マスキー法の制定によって排出ガス規制が厳しくなったりしたことで、クルマに環境性能や燃費性能が求められる時代でした。また、今では当たり前のように装備されている安全機能(ABS)が初めて搭載されたのも1970年代のことです。さまざまな出来事があった1970年代を代表するクルマには、どのようなモデルがあるのでしょうか。


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1970年代の代表的な輸入車7選


1970年代に発売された輸入車には、ランボルギーニ イオタや初代BMW 3シリーズ、フォルクスワーゲン ゴルフ(初代)など、現在でも販売が続いているモデルや幻の名車と呼ばれるモデルがあります。


ここでは、1970年代を代表する輸入車を7車種紹介します。


ランボルギーニ イオタ



ランボルギーニ イオタは、ミウラをベースとしたといわれるレーシングモデルです。FIA(国際自動車連盟)の車輌規定J項目を満たす性能があることから、「J(イオタ)」の称号を持ちます。オリジナルのイオタは、ランボルギーニの公式見解によるとわずか1台です。そのため、現在流通しているイオタはミウラをベースとしたレプリカとなります。しかし、レプリカであっても希少性が高いため、現在でも大変人気があります。


▼ランボルギーニ イオタの魅力はこちらの記事でも解説しています。
本物のイオタは1台?幻の存在であるランボルギーニ・イオタ


アルファロメオ 2000ベルリーナ


アルファロメオ 2000ベルリーナは、アルファロメオが1970年代に販売したスポーツセダンです。見た目こそ控えめであるものの、内に秘めた性能が高いことが特徴となっています。アルファロメオ 2000ベルリーナは、1971年〜1976年の間に8万9,840台が生産されたといわれています。


▼アルファロメオ 2000ベルリーナの魅力はこちらでも解説しています。
多くのスポーツセダンの教科書的存在!コンディション良好なアルファロメオ2000ベルリーナを見かけて


BMW E21


BMW E21は、初代3シリーズです。現在でもBMWの売れ筋モデルとして人気の3シリーズは、1975年にデビューしました。E21は、2025年に誕生から50年を迎えるBMW 3シリーズの原点となる歴史的名車の1つです。


ポルシェ 928


ポルシェ 928は、ポルシェらしいスポーツ性能と高級感を融合させたハッチバックタイプのスポーツカーです。丸みを帯びたスタイリングや大きなガラスハッチ、電動ポップアップ式の丸型ヘッドライトなど、個性的なスタイリングや機構が特徴です。


フォルクスワーゲン ゴルフⅠ 17型


フォルクスワーゲン ゴルフ I は、1974年にデビューしたコンパクトハッチです。今でも名車として語り継がれるビートル(タイプ1)の後継車種として登場したゴルフⅠは、実用性に優れるコンパクトカーとして人々の生活を支えてきました。ハッチバックのベンチマークとされるゴルフは、2024年に生誕50周年を迎え、現在でも多くの人々の生活の足として日常を支えています。


ロータス ヨーロッパ



ロータス ヨーロッパは、1966年〜1975年まで製造されたライトウェイトスポーツカーです。ロータス初のミッドシップレイアウトを採用したことが特徴となっています。また、日本では「スーパーカーブーム」によって一躍話題となりました。さまざまな影響によって、話題となったロータス ヨーロッパは、現在でも多くのファンによって支持されている1台です。


▼ロータス ヨーロッパの魅力はこちらの記事でも解説しています。
なぜ、ロータス・ヨーロッパはスーパーカーと呼ばれるのか?


メルセデス・ベンツ W114


メルセデス・ベンツ W114は、1968年〜1976年まで製造・販売されていた扱いやすいサイズの4ドアセダン/2ドアクーペです。縦型のヘッドライトやボディ前端から後端まで貫くモールなどが特徴となっています。W114は、コンパクトでクラシックなメルセデス・ベンツとして現在でも高い人気を誇ります。


1970年代の代表的な国産車3選


1970年代には、日産 ローレルハードトップやホンダ Zなど、さまざまな国産のスペシャリティカーが登場しました。ここでは、1970年代の代表的な国産車を3車種紹介します。


日産 ローレルハードトップ2000GX


ローレルハードトップ2000GXは、1970年に登場した日産初のピラーレス2ドアハードトップボディです。ハードトップシリーズの最上級車である2000GXは、ルーフ部のビニールレザーが幌のような風合い感をもつ当時流行の「レザートップ仕様」となっています。


ホンダ Z SA型



ホンダ Zは、1970年に登場した軽自動車のスペシャリティカーです。2ドアハッチバックでありながら4人乗車が可能なだけでなく、当時の軽自動車としては優れた性能を発揮していました。また、特徴的なリアガラスの太いフレームにより、「水中メガネ」というさまざまな通称名で呼ばれていました。


トヨタ カリーナ1600GT


トヨタ カリーナ1600GTは、1970年にデビューした2ドア/4ドアのセダンです。スペシャリティカー「セリカ」と共通の機構を採用しています。また、丸型4灯のヘッドライトや縦型のリアコンビランプなど個性的なスタイリングもカリーナの特徴です。


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まとめ


1970年代は、自動車業界が大きく変わった時代です。このような転換期の中でも、各自動車メーカーは試行錯誤を重ね、個性的なモデルをリリースしています。各自動車メーカーの個性や特徴を色濃く反映したモデルのクルマが好みなら、1970年代の個性的なモデルに乗ってみるのもよいのではないでしょうか。

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