
更新2021.05.10
めくるめく大人のグランツーリスモ、ジャガーXJSの魅力
外車王SOKEN編集部
めくるめく大人のグランツーリスモ、パワフル&ジェントルなジャガーXJSの魅惑
誰もが知る英国の高級車ブランド、ジャガーの12気筒グランツーリスモの魅力とはいったいどんなものでしょう? ジャガーの創立は1922年。当初は「スワロー・サイドカー・カンパニー」という、サイドカーを作る会社でした。サイドカーというのは通常ゼロから車体を造るものではなく、単体で成り立っている単車に合わせてサイドカー部分を製作します。つまり四輪車でいうとボディ部分を造るような作業です。スワロー・サイドカー・カンパニーはその後自動車のボディ修理に手を広げ、やがてボディ製作もするようになります。いわゆるコーチビルダーですね。
1927年、イギリスで売れていた大衆車オースチン・セブンのシャーシにアルミ製のボディを架装した「オースチン・セブン・スワロー」を発表します。日本車でいうと日産マーチをベースにした光岡のビュートのようなものでしょうか。高級車のように美しいボディのこの自動車はヒットしました。
1928年には社名を「スワロー・コーチビルディング・カンパニー」に、1933年には「SSカーズ」に、そして1945年には「ジャガー・カーズ」に変更します。その間、ボディだけでなくエンジンも含めて自社で製作するようになり、美しさだけではなく性能も優れた高級車メーカーとしてジャガーのブランドが確立していったのです。
ジャガーXJSの魅力
▲メーターパネルにも木目があしらわれている
また、ヨーロッパの高級車メーカーの多くがそうであったように、ジャガーもモータースポーツに力を入れています。1988年のル・マン24時間レースでは総合優勝を果たしています。まだシケインの設けられてなかったユノディエールの直線を走り抜けるシルクカット・ジャガーの姿。筆者も当時まだ地上波でル・マンを放映していたテレビで夜遅くまで見ていました。
ジャガーはその後幾度となく合併や提携、買収を経て、現在はランドローバーとともにインドのタタ・モーターズの傘下になっています。 そんなジャガーから1975年にデビューしたのがXJ-Sです。スポーツカーのEタイプの後継車種として生まれた高級グランツーリスモで、5344ccのV型12気筒SOHCエンジンを搭載。285ps、最高速は241km/hと発表されていました。
▲4速AT。パネルもノブもウッド、英国製高級車の空気感。
1991年のマイナーチェンジで、XJ-SはXJSに名称が変わりました。一見するとあまり外観は変わっていないように見えますが、テールランプやボンネット、フロントグリルなどの形状が新しくなっています。また内装も豪華になったといわれています。1993年には12気筒モデルの排気量が5992ccになり、300psにパワーアップしました。同時にミッションも3速ATから4速ATになりました。
▲低くワイドなフロントグリル。XJSでややシンプルなデザインになった
XJSのデザインは、長くワイドなボンネットから優雅に立ち上がるキャビン、そしてコンパクトに収束していくテールへと続く、ジャガーのスポーツカーらしい優美なスタイルです。これは最近のコンパクトカーなどにも全盛のウエッジ・シェイプの流れとはまったく真逆なもので、現代のクルマを見慣れた目にはとても新鮮で魅力的に映ります。
▲流れるようなテールのデザインは、最近のヒップアップに慣れた目には新鮮
最後に、ジャガーXJSとは
XJ-S、XJSが製造されたのは1975年から1996年まで。途中、ジャガーとしてはつらい時代がありました。とくに品質面で信用を失いがちだった時期があり、XJSの12気筒エンジンも壊れやすいという評価が一部にあります。しかしきちんとメンテナンスされたものはそうそう壊れないとも言われます。また、その12気筒のシルキーな回転フィール、踏み込んだときの打って変わったパワフルさなど、抗いがたい魅力を持ったエンジンであるとして、今も多くのファンに支持されています。
ジェントルさとパワフルさを併せ持つ大人のグランツーリスモ、ジャガーXJSという選択はいかがでしょうか。
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