F512Mは180°V型12気筒ミッドシップエンジンを搭載したフェラーリの最後のモデルとしてのストリー性と希少性から、買取相場の高いモデルとなっています。512TRの改良型とされ、チューブラーフレームやそのパフォーマンスを継承しながらも、リトラクタブル・ヘッドライトを固定式に変更してイメージを一新させ、攻撃的なフェラーリの表情から優しい表情となっているのが、このモデルの特徴です。501台生産され、フェラーリファンの間ではその一般市販車風のフロントデザインに賛否両論がありますが、希少性の高さから買取相場は512TR同等の高さを維持しています。