発表当時、「公道を走るF1」として話題になったF50は、その生産台数の少なさから希少性があり、現在では本来の価格よりも買取価格が上昇するケースが見られる車種です。349台が生産されたのみなので日本に入荷される台数もごくわずか。F1用から流用されたエンジンによるパフォーマンスや屋根部分を取り外してバルケッタ(オープン)に出来たり、室内はF40とは違い立派な内装が施されるなど、日常的に使えることも特徴ですが、それゆえにコンセプトがちぐはぐで、F40のようなカリスマ的な人気にはなっていません。それでも新車時の価格を超える買取相場であることは確かです。