2009年に世界初の2シーターMR車のクーペカブリオレとして登場したモデルが458スパイダー。2011年10月に日本でも発表されました。ミッド・リアエンジン車輌として初めてリトラクタブル式ハードトップを採用した結果、クローズド状態のキャビンは快適性を提供するとともに、スパイダーとしてのパフォーマンスをも備えています。従来の幌とは異なりアルミ製の電動格納式屋根が装備され、ルーフの展開・格納にかかる時間はそれぞれ約14秒。格納時には屋根が180度回転しながら格納される2分割式を採用しています。車重は458イタリアに比べて50kg増加し1,430kgとなっています。わずか1,430 kgの458スパイダーに搭載されるのは419 KW(570 CV)の4,499ccのV8エンジンで、7速+リバースのF1デュアル・クラッチ・ギヤボックスとの組み合わせによるそのパフォーマンスは、0-100㎞/hが3.4秒とされています。