大成功した車種156の後継モデルとして2006年に登場した159のスポーツワゴンは、ボディサイズが4690×1830×1465mmとなり、156から大幅に車体、特に全幅が拡大されて居住性能は向上しています。そして、エンジンは直列4気筒の1.8L、1.9L、2.2LとV型6気筒3.2Lが設定されていて、日本向けにはディーゼルエンジン車はありませんでした。フロントフェイスは歴史と伝統を感じさせる盾型グリルを中心に、左右に3連ライトを配するなどインパクトのあるデザインとなっています。また、VDCやASR、そしてヒルホードシステムなど、各種電子制御デバイスを装備しています。さらに、4WDモデルの 「3.2 JTS Q4 Qトロニック」はフルタイム4WDとなり、トルコン式AT「Qトロニック」が組み合わされます。