アバルト・595は、アバルト・500の上級モデルとして、2013年に登場します。また、2017年2月以降に発売されたアバルト・500は、全て595の名称に変更されています。見た目の通りベースとなっているのは「フィアット 500」ではあるものの、内外装、エンジン共にスポーティに仕上げられています。新車価格は極端な高額ではありませんが、コンパクトカーとしては十分に高い部類に入ります。グレードによって多少、人気の偏りがあり、例えば最上級グレードのコンペティツィオーネは、中古車市場でも高い人気を誇ります。また、そのコンペティツィオーネはMT、AT共に人気が高く、大きな価格差は生まれていません。ただし、市場規模が大きな車種になるため、買取相場の幅は広めです。全ての車両が高いわけではなく、年式や走行距離によっても買取価格は大きく変化します。また、アバルト・595は数年以内にEV化を予定しており、実施された場合には買取相場が大きく変動することが予想されます。