2025年03月26日

中古車の値引きはできるのか?交渉のコツと注意点を解説

中古車を購入するとき、値引きして買うことはできるのでしょうか。ここでは、中古車の値引きについて、コツや注意点、自分で手続きをするときの費用などを詳しく紹介します。

そもそも中古車は値引きできるの?


そもそも中古車は値引きできるの?


中古車の値引きは、国産車・外車ともにできます。


しかし、同じメーカー・車種であっても、それぞれの車輌の状態が異なり、各車輌に合わせて価格設定がされているため、大幅な値引きは期待できないでしょう。車種や状態、販売店により値引き額に違いがありますが、おおよその相場は最大10万円程度です。また、車輌の状態が1台ずつ異なることや同じ車が存在しないため、新車を購入するときよりも値引き額が大きくありません。


中古車の値引きそのものは、違法ではありませんが、本来の価格と値引き額を同時に掲示する「価格の二重表示」は禁止されています。


中古車の値引き交渉のポイント


ここでは、値引き交渉のポイントを解説します。値引き交渉は、決して難しいことではありません。ここで紹介するポイントを参考に値引き交渉してみてください。


あらかじめ相場を調べておく


買いたい車種の相場を調べておくと交渉の材料として活用できます。中古車サイトやオークションサイトで、希望する車種、年式、走行距離などの条件で実際の販売価格を複数チェックしましょう。また、専門誌や価格ガイドなども参考になります。相場は地域や季節によっても変動するため、できるだけ最新の情報を集めることが重要です。


当日に購入する意思を伝える


中古車の値引き交渉は、購入意思と購入時期を明確に伝えることでスムーズに進むでしょう。中古車は新車のように他店や他メーカーと競合することがありません。そのため、店舗の売上や利益につながる当日即決の方が値引き交渉がしやすくなるのです。


出せる金額の上限を示す


商談を進めるときは、上限金額を明示しましょう。 たとえば「○○万円で購入します」というように最終的に購入を決断できる金額を伝えておくと、値引き交渉がしやすくなります。


詳細な内訳を提示してもらう


車輌本体価格だけでなく、整備費用、保証費用、税金、手数料など全ての項目を明確にしてもらいましょう。特に「諸費用」という曖昧な表現で一括りにされている場合は、具体的な内容の説明を求める必要があります。なかには不必要なオプションや過剰な整備費が上乗せされていることもあるため、内訳を確認することで削減できる費用を見極められます。


可能な限り試乗する


実際にクルマに乗ることで、車輌の状態をより正確に把握でき、価格交渉に役立つ場合があります。外観や装備だけでなく、エンジン音やアイドリング時の振動、加速性能、ブレーキの効き具合、ハンドリングなどさまざまな箇所に不具合がないか確かめましょう。試乗中に気になる点があれば販売店に説明を求め、納得のできる回答を得られなかった場合は減額交渉できるかもしれません。


中古車を値引きしてもらいやすいタイミング


中古車を値引きしてもらいやすいタイミング


中古車を値引きしてもらいやすいタイミングは、見積書を出してもらい、本格的な商談に入ってからです。その理由は、車輌本体価格や諸経費、追加装備、納車準備の金額が明らかにならなければ、細かな値引き交渉ができないからです。


また、時期としては、決算月の3月、中間決算にあたる9月、販売台数成績が決まる月末に値引きされやすいでしょう。いずれにしても、販売店の実績や成績が確定する時期が値引きされやすい傾向があります。


中古車を値引きする際に知っておくべき注意点


中古車の値引きをするときに、どんなことに気を付けるべきでしょうか。ここからは、中古車の値引きに関する注意点を解説します。


他店と競合させるのは新車ほど有効ではない


中古車は、新車と違い1台ずつ走行距離や年式、グレードや装備などの条件が異なります。そのため、新車のように他店と同じ車種を競合させて、値引きをするのはさほど有効な手段ではありません。競合させて値引きをするよりも、オプション値引きをした方がよいでしょう。


中古車サイトで探す場合は総額が記載されているか確認する


中古車のサイトでクルマを探す場合、「支払総額」が記載されているか確認しましょう。支払総額は、車輌本体価格と諸経費を合算した金額です。車輌本体価格だけを掲載している場合、諸経費に加えて手数料を多額に取られてしまい、予想以上の出費になる可能性があります。


現金一括払いを条件に値引きされることは少ない


現金一括払いを条件にすると値引きをしてくれるイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、現金一括払いは、販売店のメリットがさほどありません。一方で、販売店が提携しているローン会社でローンを組んで購入してもらうと、マージンをもらえることがあります。そのため、現金一括払いを理由に値引きしてもらえる可能性は低いのです。


車輌本体以外の値引き方法


車輌本体以外の値引き方法


中古車は、同じ状態の車輌が少ないため、他社と競合させて車輌本体を値引きをすることは難しいでしょう。一方、車輌本体以外であれば値引きできる可能性が高いです。ここでは、車両本体以外の値引きの方法を解説します。


サービスを無料でしてもらう


販売店で修理や交換できるサービスを無料または値引きできるか交渉してみましょう。ここからは、どのようなサービスを交渉できるのか解説します。


傷や凹みを直してもらう


中古車によっては、傷や凹みがある車輌も存在します。これらの修理を無料または値引きできないか交渉してみましょう。また、「傷や凹みを修理してくれたら購入します」といった交渉もできます。


オプション品をつけてもらう


オプション品を無料、または割り引きして装着してもらえるかを交渉してみましょう。オプション品には、フロアマットやボディコーティングなどがあります。オプション品が無償になれば、値引きにつながります。


消耗品を交換してもらう


バッテリーやタイヤなどの消耗品を交換してもらえるか交渉しましょう。中古車によっては、交換すべき時期が間近の車輌もあります。そのため、中古車を見に行った時は、消耗品の状態をしっかりと確認しましょう。ワイパーゴムやバッテリーなど数千円から数万円程度の消耗品は、無料で交換できるかどうか交渉してみることをおすすめします。


各種手続きを自分で行う


中古車販売店は、各種手続きの代行手数料を取る場合があります。これらの手数料を削減するためには、自分で手続きすればよいのです。ここからは、自分でできる手続きには、どのようなものがあるのか解説します。


車庫証明の取得


車庫証明は、警察署で発行できる書類です。自分で取得する場合には、2,500円前後で取得できます。一方、中古車販売店に車庫証明の取得を依頼すると2万円前後が相場です。自分で取得した方が費用を抑えられるでしょう。


▼関連記事はこちら
車庫証明とは何なのか?必要な理由や手続き方法を紹介


名義変更手続き


名義変更は、普通車の場合が陸運支局、軽自動車の場合が軽自動車検査協会で行います。名義変更を自分で行うと、普通車の場合5,000円程度、軽自動車の場合は無料です。名義変更を中古車販売店に代行してもらうと1万~5万円程度の手数料がかかります。


まとめ


中古車購入時の値引き交渉は、正しい知識と戦略があれば可能です。本記事で紹介した事前の相場調査、購入意思の伝達、上限金額の提示といったテクニックを実践してみましょう。決算月や月末を狙い、見積書の詳細内訳を確認することも重要です。車輌本体の値引きが難しい場合は、傷の修理、オプション品の無償提供、消耗品交換などの交渉も効果的な選択肢です。


また、車庫証明や名義変更を自分で行えば数万円の節約も可能です。各車輌の状態が異なる中古車市場では、大幅値引きは難しいものの、この記事の知識を武器に交渉すれば、満足のいく条件で愛車を手に入れることができるかもしれません。

外車王編集部

執筆者: 外車王編集部


輸入車において総合的にサービス展開する外車王の知見を活かし、中古車の購入やお乗り換え、売却に関わる様々なノウハウをプロの視点でお届けしています。

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