2021年08月23日

学生が車のローンの審査に通過するためにはどうしたらよいのか。審査を通りやすくするコツを解説

学生が車をローンで購入するとき、審査に通過できるか不安を感じることがあります。学生が車のローンに通過するには、どのような条件を満たす必要があるのでしょうか。ここでは、学生が車をローンで買うときにチェックしておきたい審査基準や審査に通過しやすくなる方法を解説します。

 



学生が車のローン審査に通過するための条件


学生がディーラーや信販会社のローンの審査に通過するためには、毎月一定の収入があり、返済能力があると判断される必要があります。
例えば、アルバイトをしていて、毎月一定額以上の収入を長期間にわたって得られる見込みがあれば、ローンの審査に通過できる可能性があります。アルバイトを転々としており、毎月の収入が安定していない場合は、審査に通過することは難しいでしょう。


安定した収入を証明するために給与明細などの書類が必要になることもあるため、失くさないよう保管しておきましょう。


学生が車のローンに申し込むときの必要書類


学生が車のローンを申し込むときに必要な書類は、「運転免許証」、「住民票」、「車庫証明書」、「印鑑証明書」、「実印」、「戸籍謄本」、「同意書(親権者の実印が必要)」、「親権者の印鑑証明書」、「親や保護者の確定申告書や源泉徴収票」などです。


「運転免許証」、「住民票」、「車庫証明書」、「印鑑証明書」、「実印」については、社会人・学生・未成年者という属性を問わず必ず用意しなければなりません。


未成年者がローンを契約する場合には、「親権者の同意書」と「連帯保証人(必ずしも親でなくてもよい)」が必要です。そのため、保証人・連帯保証人になる人の「本人確認書類(免許証やパスポートなど)」や「印鑑」も用意しなければなりません。また、必要に応じて保証人の「源泉徴収票」や「所得証明書」などの収入の証明をする書類を求められることもあります。


学生が車のローンに通りやすくする方法


学生が車のローンの審査に通りやすくする方法はあるのでしょうか。ここからは、審査に通過しやすくなる方法を解説します。


頭金を多く用意する


借入額を減らすために頭金を多く用意しましょう。車のローンの審査では、毎月必ず返済できるかが注目されます。毎月の収入額に対して借入額が高すぎると判断された場合は、審査に通過できません。そのため、借入額を減らすことで、審査に通過しやすくなるのです。


返済期間を長く設定する


返済期間を長く設定すると、月々の支払額の負担が軽減されるため、ローンの審査に通過しやすくなります。ただし、収入に対して借り入れる額が多すぎる場合、返済期間を長くしても返済能力がないと判断されることがあります。


また、返済期間が長い場合、返済している途中で生活環境の変化が訪れる可能性が高いです。生活環境の変化によって収入が減少し、支払いが滞ってしまうと信用情報に金融事故が記録されてしまいます。返済期間を長くするときは、生活環境に変化があったときにも返済が滞らないよう、ゆとりある返済計画を立てたり、貯金をしたりしておきましょう。


保証人・連帯保証人を立てる


保証人や連帯保証人を立てると、ローンの審査に通りやすくなります。また、未成年者の場合には、親の同意と連帯保証人が必須条件です。学生の場合、収入面での条件をクリアするために保証人・連帯保証人を立てると審査に通過しやすくなります。


保証人・連帯保証人は、ローン契約者の返済が遅滞したときなどに、ローン契約者に代わって返済義務を負う人のことです。一般的に保証人・連帯保証人は、ローン契約者の収入が少ないときや収入が不安定なとき、その他の借り入れがあるときに求められます。


厳密には保証人と連帯保証人には違いがあります。保証人は、ローン契約者本人の支払能力がないときに限り返済義務が生じるのに対し、連帯保証人はローン契約者本人の支払能力に関わらず、ローン契約者本人と同等の返済義務を負うことになります。そのため、連帯保証人がローン会社から請求を受けたときは、ローン契約者本人に代わって返済をしなければなりません。


また、保証人や連帯保証人は、必ず法定代理人(親)である必要はありません。法定代理人(親)の承諾を得れば、親以外の人を保証人・連帯保証人にできます。また、法定代理人(親)が自己破産していたり、金融事故歴があったりすると審査に通りません。


カーローンを組むときの保証人について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。


ローンが通らないときの対処法


頭金を用意して元金を減らしたり、返済期間を長くしたりしてもローンの審査が通らない場合は、どうしたらよいのでしょうか。ここからは、ローンの審査が通らないときの対処法を解説します。


親に購入してもらう


ローンの審査に通らなかったときは、車を親の名義で購入し、自分が使うという方法があります。


ローンの審査を通過するためには、月収・年収、勤続年数、雇用形態、返済能力などの条件をクリアしなければなりません。また、未成年であれば、親の同意や連帯保証人を立てる必要があります。


自分の名義でローンの審査に通過できないときは、親の名義で車を購入してもらい、自分(子)が使うという方法も考えてみるとよいでしょう。


購入する車のランクを下げる


購入する車のグレードや車格を下げるとローン元金が下がるため、購入しやすくなることがあります。また、同じ車であっても新車ではなく、未使用車を狙うのもひとつの選択肢です。いずれにしても、借入額を減らすという方法になります。

外車王編集部

執筆者: 外車王編集部


輸入車において総合的にサービス展開する外車王の知見を活かし、中古車の購入やお乗り換え、売却に関わる様々なノウハウをプロの視点でお届けしています。

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