新車を売却せざるを得ないときはどんな時なのか。新車を売却するときの疑問も解説

新車を購入後すぐに売却する理由

新車をすぐに手放さなければならない理由はさまざまです。購入後に即売却しなければならない主な理由を解説します。

急な事情で手放さざるを得なくなった

結婚や転勤など生活環境が急に変化したことにより、手放さなければならないケースがあります。また、転居した先に駐車場がない場合も車を手放さなければならなくなるでしょう。転居先に駐車場があったとしても、駐車場代が高く、維持が難しいと判断した場合も売却を視野に入れる必要があるかもしれません。

自分に合わないことがわかった

購入した車が自分に合わない場合、早々に手放すケースがあります。自分に合わない車には、乗り心地、動力性能、使い勝手など、さまざまな要因があります。自分に合わない車に乗ることに対して強いストレスを感じる方は、早々に手放そうとするでしょう。

大きな事故にあった

大きな事故に遭うと新車であっても売却せざるを得ないときがあります。小さな事故であれば少額の修理費用で済みますが、大きな事故の修理費用は高額になりやすいです。新しい車の事故は、多額の修理費用をかけて修理するよりも、事故車買取をしてもらい、新しい車に替えた方が出費を抑えられる場合があります。

より大きい車に乗り換える必要が出てきた

子どもの誕生や親と同居するなどの生活環境の変化、仕事の都合などにより、大きな車に乗り替える必要が出てきたときは、新しく買った車であっても売却しなければならないでしょう。例えば、同居している親、子どもを車に乗せることになった場合は、5人乗り以上の車が必要になる場合があります。

新車を売却するときのよくある質問

新車を売却しなければならなくなったときによくある質問をまとめました。売却する際の参考にしてみてください。

Q.ローンが残っていても売却できる？

ローンが残っていても売却は可能です。ただし、売却するときには、所有権解除の手続きを依頼したり、残っているローン残高を精算したりする必要があります。また、ローン会社によっては、所有しなければならない最低期間を設けている場合もあります。新車を売却しなければならないときは、ローン会社に手続きの方法・手順を確認しましょう。

Q.どれぐらいの値段で買い取ってもらえる？

新車を売却するときの買取価格は、新車購入金額の6割～8割程度が多いです。どれだけ新しい車であっても、新車として購入したときと同額で売却することがほぼできません。そのため、多少の損失は避けられないでしょう。売却するときは、車種・グレードや売却先によって買取額が変わるため、複数の買取業者に査定依頼をしてから、売却の決断をするとよいでしょう。

Q.ディーラーと中古車買取店のどちらの方が高く買い取れる？

新しい車を売却するときは、ディーラーよりも中古車買取店の方が、車としての価値を高く評価してくれることが多いため、高く売れる可能性が高いです。ただし、新車を売却して、新たな車への乗り替えを考えている場合、ディーラー下取りでも高く売れることがあります。新車を売却するときは、ディーラーと買取店の両方で査定をしてもらい、査定額が高い方で売却するとよいでしょう。

Q.査定のチェックポイントは？

査定では、「車種・グレード」、「年式」、「走行距離」、「傷・へこみ」、「整備記録」などがチェックされます。特に、新しい車は年式や走行距離が重視される傾向があります。年式が新しく、走行距離が短いほど高い評価となります。