2024年09月17日

車の購入に頭金は必要?頭金を支払うメリットやデメリットを解説

車をローンで購入するとき、頭金を出すかどうか、出すとしたらいくら用意するのか悩む方が多いのではないでしょうか。頭金は、必ずしも多く出すべきとは限りません。ここでは、頭金を支払うメリットやデメリット、頭金の有無で総支払額がどのくらい変わるのか解説しますので、頭金の出し方や金額にお悩みの方はチェックしてみてください。

 



車の頭金を出すメリット


車の購入において、頭金を出すかどうかは非常に重要なポイントです。まずは、車の頭金を出すメリットを解説します。


借入額を抑えられる


頭金を用意することで、カーローンの借入額を抑えることができます。借入額を抑えられれば、月々の支払額の負担が軽くなったり、利息を減らすことができたりします。その結果、支払期限を短く設定できて、他のローン返済と重なる事態を避けやすくなるのもメリットです。


審査に通りやすくなる


借り入れ額が多いほどに貸し倒れリスクが高くなるため、借り入れる額が多いほどに審査に通りにくくなります。頭金の額が高くなればなるほどに借入額が低くなるため、カーローンの審査に通りやすくなります。


高額な車を購入しやすくなる


頭金を用意すると、高額な車を購入しやすくなります。高額な車を全額ローンで購入すると、借入額が大きくなることで審査に通りにくくなります。多少、無理をして高額な車を購入したいときは、頭金を多く用意しましょう。頭金を多く用意すれば、ローン元金が減るため審査が通りやすくなり、高額な車に乗ることが可能となります。


車の頭金を出すデメリット


頭金を出すかどうかを決める際は、メリットだけではなくデメリットにも注目が必要です。ここからは、頭金を出すデメリットを解説します。


まとまった現金が必要


頭金の額は、購入する車種やグレードによって異なりますが、数万~100万円以上です。借入額や月々の支払額の負担を大きく減らしたい場合は、それだけ多くの資金が必要になります。まとまった現金を持っていない場合は、頭金を多く出すことは難しいでしょう。


頭金の準備や振り込みの手間がかかる


頭金の支払い方法には、現金・クレジットカード・銀行振込などがあります。支払い方法によっては、現金を引き出しに行ったり、振込手数料がかかったりすることがあるなど、頭金の準備や支払いには手間がかかります。


車の頭金の相場


車の頭金の額に、明確な決まりはありません。そのため、いくら支払っても問題ないのです。一般的な頭金の相場は、本体価格の20%~30%と言われています。ただし、あくまでも目安であるため、収支のバランスや購入しようとする車の借入額・毎月の支払額に応じて頭金の額を決めましょう。


また、車種によっては手付金を支払わなければならないケースがあります。手付金を支払う車は、生産台数が少ないモデルや予約受注した新型車などです。手付金は最低額が決まっており、金額は車種によって異なります。


車の頭金の額による利息の違い


車の頭金の額による利息や月々の支払い額はどのくらい変わるのでしょうか。次の事例で解説します。


【購入条件】
・300万円の車を購入
・金利5%
・5年間(60回払い)均等払い



































頭金の金額0円50万円100万円
元金300万円250万円200万円
利息37万5,000円31万2,500円25万円
支払総額337万5,000円281万2,500円225万円
月々の支払額5万6,250円4万6,875円3万7,500円

車の頭金を支払うタイミング


車の頭金を支払うタイミングに、明確な決まりはありません。多くの場合は、必要書類を手渡すときに支払います。その他、契約した日や納車日が確定した時点で支払う場合もあります。頭金を確実に用意するために、支払うタイミングを販売店に確認しておきましょう。

外車王編集部

執筆者: 外車王編集部


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