1953年に発売されたフォルクスワーゲンタイプ2は、空冷・リアエンジンのタイプ1(ビートル)をベースに開発されたワンボックスタイプの商用車です。一般的には、13ウィンドウが特徴の第1世代(T1)「ワーゲンバス」とキャンピングカーベースとして人気の第2世代(T2)をタイプ2と呼びますが、買取相場は1960年代後半~1970年代のレストアされた個体が高値で取引されています。とくに、ビビットカラーにオールペイントされた第1世代(T1)の人気が高く、逆に第2世代(T2)は、クリーム色などの地味な単色が人気で、キャンピングカー仕様が定番のカスタムになっています。そして、どちらもしっかりとレストアされた個体は、オリジナルコンディションを上回る買取額で取引されるケースが多く見られます。