ゴルフは、1974年のデビュー以来、世界各国で累計3500万台以上が販売されてきたフォルクスワーゲンを代表するモデルです。
現行モデルは2021年に登場した8代目で、標準モデルには48Vのマイルドハイブリッドを搭載した1.0L/1.5Lの直噴ガソリンターボエンジンとツインドージング(デュアル AdBlue 噴射)システムを初採用した新世代の2.0Lディーゼルターボエンジンの3種類が用意されています。
外観が低く伸びやかなため、一見するとボディが大型化されている印象を受けますが、ボディサイズは全長4,295mm×全幅1,790mm×全高1,475mmで、Cセグメントらしいサイズ感を維持しています。また、涙目形状のLEDヘッドライトや細くシャープになったフロントグリルで近未来的なデザインとなりましたが、基本的なスタイリングはゴルフそのものです。
これまでのグレード構成は、大きく「トレンドライン」「コンフォートライン」「ハイライン」の3種類に分かられていましたが、このモデルから「アクティブベーシック」「アクティブ」「アクティブアドバンス」「スタイル」「Rライン」の5種類に変更されています。最新テクノロジー(運転支援システム)は、渋滞時から最大210km/hまでの加減速をサポートする「トラベルアシスト」や「 IQ.LIGHT」と呼ばれるLEDマトリックスヘッドライトなどが採用されています。