1964年から今もなお続く長い歴史を持つポルシェ911のうち、1993年に登場した最後の空冷モデルがポルシェ911 type993です。まず始めにRR駆動のクーペとカブリオレが生産され、追って4WDモデルのカレラ4と911ターボがラインナップに加わりました。さらにその後カレラRS、カレラ4Sといったよりスポーティなグレードも追加。また、1995年にはボディタイプにタルガが追加されています。1997年9月にカレラがtype996へとフルモデルチェンジしましたが、その翌年まで少数ではありますが993の生産は続けられました。