かつて968の後継として登場したボクスターですが、2016年登場の4代目からは「718ボクスター」と改名しました。718の由来はかつてポルシェが制作した4気筒エンジンのレーシングカー、ポルシェ・718。その名の通り、この718ボクスターは従来の6気筒エンジンから水平対向4気筒のターボエンジンに変更されています。見方によっては4気筒エンジンを積んでいた前身の968への回帰とも取れるでしょう。ベースグレードのボクスターには300psを発生する2L、ボクスターSには350psの2.5Lエンジンが載り、これに6速MTか7速のPDKと呼ばれるセミオートマチックのいずれかが組み合わされます。