2002年に3代目にモデルチェンジしたオペルの中型サルーン・ベクトラには4ドアまたは5ドアセダンのほかに、ステーションワゴンもラインアップされています。このワゴンのセールスポイントはやはり室内の広さ。セダンよりもホイールベースを130mm延長し、居住性の向上を図っています。また、2列目シートは可倒分割式で畳むこともでき、5人乗車時で530L、リアシートを畳むと最大1850Lもの容積を確保できます。さらにオプションで「フレックス・オーガナイザーシステム」という機構を設定。これにより広大な空間を荷物に応じて仕切ることができ、走行中の荷崩れ防止などに威力を発揮します。このように、徹底した機能性の追求がベクトラワゴンの個性です。