ミニ ジョン・クーパー・ワークスは、メルセデスで言うところの「AMG」、BMWで言う「M」に相当するニュアンスを持つミニのハイパフォーマンスラインです。最初のジョン・クーパー・ワークスは初代ミニの後期に「クーパーS with JCW GP kit」という限定モデルとして登場。2代目の先代ミニではカタログモデルとなり、そのモデル後期にはミニのさまざまなボディタイプに「ジョン・クーパー・ワークス」が設定されました。現行の第3世代でも、各モデルにジョン・クーパー・ワークスモデルが設定されています。

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初代ミニの「クーパーS with JCW GP kit」は日本に入ってきた数も少なかった限定モデルということで、中古車の流通量は希少です。しかしその良質物件は今なおなかなかの高値をキープしています。先代（2代目）ミニ各モデルの「ジョン・クーパー・ワークス」は流通量豊富で、低走行物件は結構な高値となっていますが、数が多いゆえでしょうか、走行距離がかさんでいる個体は安値傾向に陥っています。現行第3世代の各ジョン・クーパー・ワークスはさすがにまだまだ新しいクルマということで、そこそこの距離を走っている個体でもそれなりの買取価格にはなり、低走行系は十分な高値傾向です。

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もしも初代の「クーパーS with JCW GP kit」をお持ちで、それが比較的低走行の良質ノーマル車であるならば、希少価値ゆえになかなかの高値が付くかもしれません。2代目のジョン・クーパー・ワークスに希少価値というのは基本的にはありませんが、世界限定2000台の「ジョン・クーパー・ワークスGP」の低走行系物件であれば、今なお結構な高値となるはずです。またセンスの良いモディファイが施されている個体も、高評価となる傾向があります。現行ジョン・クーパー・ワークスに関してはまだまだ軒並み高値傾向とはいえますが、今後のことを考えると走行3万kmを超える前に売却したほうが高値は付きやすいはずです。

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