クロスオーバーは、ミニのSUVバージョンとして2010年に初代が登場しました。現在は2代目となるF60型が販売を続けています。通常のミニと比べて車高が上げられたコンパクトSUVになりますが、ミニらしいコンパクトさも捨てていません。初代の販売期間は6年ほどと決して短くありませんが、中古車市場の中心は現行型です。そのため、ここでは現行のF60型の買取相場について解説していきます。グレード展開は幅広いですが、人気が高いのは上位グレードの「クーパーSD」です。ただし、他のグレードでも極端に買取相場が低いということはなく、あくまで高価買取になりやすいグレードと考えてください。また、クロスオーバーはフルモデルチェンジを控えており、今後は買取相場が大きく動くかもしれません。次期モデルはEV中心になると言われていますが、エンジン車もラインナップされる予定です。そのため、現行車のF60型の希少価値が高まることは考えにくく、フルモデルチェンジのタイミングで買取相場が下がることが想定されます。