メルセデスAMG・Eクラスクーペは、現行型のEクラスで初めて設定されました。Eクラスクーペ自体は現行で3代目となりますが、メルセデスAMGとしては2018年の登場が初です。右と左ハンドルの違いで2種類が販売されていますが、基本グレードは「E53 4MATIC+クーペ」のみです。エンジンは他のEクラスと同じ48Vマイルドハイブリッドを採用し、現代の環境に合わせたクリーンさと、AMGらしいハイスペックさを兼ね備えています。2020年10月のマイナーチェンジでは「パナメリカーナグリル」が採用されました。このグリルは最近のメルセデスAMGで主流となりつつあり、高い人気を誇ります。買取相場としては全体的に高めですが、特にマイナーチェンジ後が新しさだけではなく、メルセデスAMGらしいフロントグリルを採用したことで高くなっています。また、オプションではAMGの高級感を底上げしてくれる「エクスクルーシブパッケージ」の人気が高く、査定にも良い影響を与えています。現行モデルということもあり、今後もしばらくは高値傾向で推移していくでしょう。