ここでは、現行型「E53 4MATIC+ カブリオレ」の買取相場を中心に解説します。Eクラスのカブリオレは今までにも販売されていましたが、メルセデスAMG・Eクラスとしては現行型が初めてです。エンジンはセダンモデルのE53と同じくマイルドハイブリッドを採用しているため、400psを超える出力を持ちます。また、Eクラスはベンツの中でも上位に位置するモデルになるため、最新の運転支援システムにも余念がありません。登場から2年ほど経過した2020年10月にはマイナーチェンジを行い、最近のメルセデスAMGでは定番となっている「パナメリカーナグリル」を採用しました。買取相場としては全体的に高いですが、さらに引き上げるのは人気オプションの装着車です。「エクスクルーシブパッケージ」は、AMGの高級感をさらに上げることからも人気があり、市場では付けている車両の方が多いぐらいです。メルセデスAMG・Eクラスの中でもカブリオレは趣味性が強いモデルになるため、販売台数は少ないものの、価値が下がりにくい傾向にあります。現行モデルということもあり、買取相場は当面、高値を維持していくでしょう。