Aクラスセダンは、ハッチバックのAクラスをベースに4ドアセダンモデルとして、2019年に登場したばかりの新しい車種です。さらに、ハイスペックなメルセデスAMGモデルが同年に販売を開始しました。登場から間もないため、市場規模は大きくありません。しかし、一定数は出回っており、十分に需要の高い車種であることが伺えます。グレードは「A35 4MATIC セダン」のみなので、グレードによる買取価格の差はありません。あくまで、車両の状態やオプションの装着内容で価格が変動すると言って良いでしょう。Aクラスと同様に、「パノラミックスライディングルーフ」や「AMGパフォーマンスパッケージ」、「AMGアドバンスドパッケージ」の装着率が高く人気です。人気オプションがついていれば、買取価格も高くなる傾向にあります。ボディカラーはシンプルな色が基本的には人気ですが、「レッド」といった明るい色も一定数の需要があるため、ボディカラーは買取価格に大きな影響を与えないと考えて問題ありません。まだまだ新しい車種になるため、今後もしばらくの間は買取価格が高水準で推移すると予想されています。