ブラバス190クラスは「190E」の名でリリースされていたメルセデス・ベンツをブラバスがチューニングしたモデルです。全長4,420mm全幅1,680mmと比較的小さいサイズの車体にV8エンジンを搭載しエアロパーツなど専用チューニングが施されています。1984年には280PSを発生させるV8エンジンを搭載した「ブラバス190E V8」、1988年には「ブラバス190E 3.6S ライトウェイト」を発表しています。ライトウェイトバージョンは大きいエンジンに乗せかえ軽量化させるといったシンプルな考え方です。シンプルながらも290PSを発生させる3.6Lエンジンにより0-100km/h加速は6.3秒、最高速度は274km/hを記録した当時では驚異的な車。ブラバス190クラスによりブラバスの名が多くの人に知られるようになりました。