BMW Z8は、2000年の「ミレニアム」を記念して発表された超プレミアム2シーターオープンです。アルミのスペース鋼管にアルミのボディパネルを使用する超軽量ボディを採用し、前後50:50の理想的な重量配分を実現。エンジンは専用チューンが施された最高出力400psの5L V8DOHCで、トランスミッションは6MTのみでした。Z8はエクステリアもインテリアも、1956年から1959年まで販売された往年の名車「BMW 507」をモチーフとしています。1999年公開の映画『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』のボンドカーに採用されたことも話題となりました。