2023年2月に発売を開始した3代目の「X1」に、このセグメントでは初の電気自動車となる「iX1」が設定されました。 その「iX1」は、電気モーターを前後に搭載する4WDで、システムトータル最高出力272ps［200kW]、トータル最大トルク50.4kg・ｍ[494N・m]を発揮します。また、容量66.5kWhのリチウムイオン電池を搭載し、セグメント最長の465kmという航続可能距離を実現しています。さらに、0-100km/h加速は、5.6秒という俊足振りです。 充電時間は、90kWの急速充電器を利用した場合で約50分とアナウンスされていますが、約30分で55％の状態まで回復させることが可能です。 グレードは、「xLine」「M Sport」の2つで、どちらも足まわりには20mmダウンのアダプティブMサスペンションが装備されています。エクステリアは、新世代のBMWらしく、大型のキドニーグリルやツインサーキュラーのアダプティブLEDヘッドランプ、さらには立体的なリアコンビランプなどが採用されています。

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買取相場一覧

電気自動車全般に言えることですが、デビューして間もないモデルということもあり、買取相場は読みずらいものになっています。 それでも、「xLine」「M Sport」で流通台数及び中古車価格にほとんど差がないことや、アルピン・ホワイトが人気色になっているなどの傾向は読み取ることができます。 また、「iX1」はグレード間の価格差が全く存在しないため、ハイラインパッケージや電動パノラマ・ガラス・サンルーフなどのオプションが、より買取価格に影響してくることが想定されます。

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