SLCクラスは、同社のCクラスをベースとし、SLKクラスを大幅に改良したモデルとして2016年に登場しました。型式もSLKクラスの最終型と同様にR172型としており、後継車ということがよくわかります。Cクラスをベースとしていることからも、メルセデス・ベンツのオープンモデルとしては小排気量であり、少し敷居の低い価格帯です。グレードは特別仕様車を含めるといくつかありますが、中心となっているのは「SLC180 Sports」です。また、中古車市場では、「SLC180 Sports Final Edition」や「SLC180 Sports Redart Edition」の2つが人気があります。すでに生産を終了しているSLCは、現状では買取相場に大きな変化は見られません。しかし、流通台数は決して多くなく、希少性がこれまで以上に高まった場合は、買取相場に変化が起きる可能性があります。