GLEは、Mクラスの後継車として2015年に初代のW166型が登場しました。2019年のフルモデルチェンジで、2代目で現行のW167型へ移行しています。SUVの中でも大型に分類されるため、フルサイズと呼ぶに相応しいサイズや排気量になっています。ここでは、現行のW167型の買取相場について解説していきます。グレード展開は上位から、「GLE450 4MATIC Sports」「GLE400d 4MATIC Sports」「GLE 300d 4MATIC」の3つです。上位2つに関しては排気量は同じで、300dのみ2.0Lを搭載します。人気が高いのは、中間に位置する「GLE400d 4MATIC Sports」ですが、他のグレードに人気がないわけではなく、買取相場を見ても大きな差はありません。しかし、人気グレードは必然的に需要が高まるため、年数が経過するほど買取価格に差が出てくる可能性はあります。また、装着しているオプションによっても査定額が多少異なります。「パノラミックスライディングルーフ」や、安全装備を充実させる「レーダーセーフティパッケージ」はプラス評価になるでしょう。GLEは新車価格が高いため、今後も買取価格は高値で推移していくと予想されます。