GLAクラスは、初代がX156型として2013年に登場し、2020年にフルモデルチェンジを行って、現行のH247型に移行しました。サイズが少しコンパクトなSUVであり、日本でも扱いやすいサイズと排気量で人気があります。ここでは、現行のH247型の買取相場に絞って解説していきます。グレードは、「GL180」と「GLA200d 4MATIC」の2つと、非常にシンプルな構成です。排気量や装備の違いもありますが、GLA200dはクリーンディーゼルターボエンジンを採用しており、駆動方式は4WD、トランスミッションは8速DCTです。GL180はガソリン車で、FFのみの7速DCTとなっています。性格の違う両者ですが、新車価格はほとんど変わりません。しかし、買取価格では、「GLA200d 4MATIC」の方が高くなる傾向です。これは、ガソリン価格が高騰している現代では、クリーンディーゼルの恩恵が大きいからでしょう。GLAクラスのH247型は現行でも販売が続いているため、高騰こそしていませんが、新車価格と相違ない価格帯で取引されている人気車種です。