Gクラスは、ベンツの中でも特徴的なオフロードタイプのSUVであり、歴史ある1台です。大きな特徴は、初代が販売されてから現在の新型まで、大きくスタイルを変えていない部分でしょう。年式が新しいとクラシカルな外観と最新の内装が合わさった不思議な感覚になります。販売期間が長く人気が高いため、市場規模は大きめです。さらに、新車価格が高いため、買取相場としては全体的に高い価格帯を推移しています。グレードは多岐にわたりますが、基本的には、「G」と数字で表示されます。さらに最後尾に「d」がついた場合はディーゼルエンジン、「ロング」がついた場合にはロングホイールベースといった見分け方も可能です。クリーンディーゼルエンジンを搭載する現行車の「G350d」と「G400d」は中古車市場での人気が高く、買取価格も比例して高めです。オプションでは、内外装をAMGモデルに近づける「AMGライン」装着車の人気が高くなっています。また、日本車でも人気の高い「サンルーフ」はGクラスでも同様です。ボディカラーは「ホワイト・ブラック」の人気が高いですが、状態が良ければ他カラーとの差はほとんどありません。