メルセデス・ベンツ・EQBは、Dセグメントの「EQC」、Cセグメントの「EQA」に続く電動SUVの第3弾モデルとして、2022年11月に登場します。全長4,685×全幅1,835×全高1,705mmというコンパクトなボディサイズながら、3列シート7人乗りを実現しています。駆動方式は、FFと4WDの2種類が展開され、FFモデルは最高出力190ps/最大トルク385N・mを発揮します。一方の4WDモデルは、フロントアクスルとリアアクスルにモーターを1基ずつ搭載し、最高出力292ps/最大トルク520N・mを誇ります。バッテリー容量はどちらのモデルも66.5kWhで、468km〜520kmという航続距離(WLTCモード)を実現しています。さらにそのバッテリーは、堅牢なフレーム内に収納されています。従来はその強度をクロスメンバーで担っていましたが、EQBに搭載されるバッテリーはモノコックボディの一部としての機能も果たしています。他のモデルと同等の安全性能を備えていることは言うまでもなく、メルセデス独自の運転支援システムももちろん搭載されています。