Eクラスワゴンは、1985年のミディアムクラスから始まり、現在では5代目のS213型が登場しています。堂々としたボディサイズと高級感が特徴です。1つ下にCクラスワゴンがありますが、見た目からもサイズの違いを感じられるほど、しっかりと異なるキャラクターを持っています。ここからは現行のS213型の買取相場を中心に解説していきます。グレードはエントリーグレードから順番に、「E200 Sports」「E220d Sports」「E200 4MATIC Sports」「E300 Sports」「E450 4MATIC Exclusive」の5つです。新車価格では上位とエントリーグレードで400万円ほどの差があり、買取となっても同様に差がつきます。ただし、最近はダウンサイジングの傾向が強まっているため、エントリーグレードだから買取価格が極端に低いということはありません。現行型は全体的に高い買取相場を維持しており、年式が新しいほど高くなっていきます。また、2020年には見た目も大きくかわるほどのマイナーチェンジを行っており、新世代のメルセデス・ベンツに相応しい存在として、これからの中古車市場の中心になっていくでしょう。現在も販売が続いているため、買取相場は今後、上昇はしないものの、しばらくの間は大きく下がることもないと考えられています。