Bクラスは、コンパクトカーながらミニバンのようなデザインでもあり、メルセデスベンツの中ではAクラスの次に小さなモデルです。初代は2005年に登場し、現行のW247型は2019年から販売されています。街中で見かけることの少ないモデルに感じますが、日本ではCクラスに次いで販売台数が多い車種です。初代から大きく形を変えている車種ではありませんが、現行型は最近のベンツらしい雰囲気にしっかりと変化して人気を博しています。グレードは常に2つから4つほどあり、現行のW247型では、「B180」と「B200d」の2つのグレードが用意されています。「B180」はガソリンのターボモデル、「B200d」はクリーンディーゼルのターボモデルです。市場ではどちらか片方が人気ということはなく、車両の状態や装備で買取価格が変化します。オプションでは「パノラミックスライディングルーフ」「AMGライン」の人気が高く、装着車両の場合は買取の評価が高くなります。初代や2代目は販売終了から年数が経過しているため買取価格の下降が見られますが、現行のW247型はまだまだ人気も高く、今後もしばらくは同様の買取相場を維持するでしょう。