Q3スポーツバックは、Q3をベースとし共有部分が多いものの、ボディサイズと車高、デザインが微妙に異なります。Q3よりもさらにスタイリッシュで、スポーツ感が強いのがスポーツバックと言えるでしょう。現行車である2代目からスポーツバックの導入が始まったため、年式としては非常に新しく、中古車市場も小さめです。価格帯としては全体的に高く、新車価格と相違ないことも珍しくはありません。Q3スポーツバックのグレードは大きく分けて「35 TFSI」と「35 quattro」の2つです。買取価格が高くなっているのは後者のクワトロで、新車価格通りの順番となっています。クワトロは2.0Lディーゼルターボの4WD、TSFIは1.5Lガソリンターボの2WDとなっており、グレードで駆動方式が分けられていることも多少は買取価格に影響を与えています。ボディカラーは「ブラック・ホワイト・グレー」の3色が圧倒的な人気を誇り、市場に出回っているのもほとんどがこれらのカラーです。人気の高いオプションは、快適装備などが揃った「ベーシックPKG」、安全装備の「アシスタンスPKG」などですが、その他のPKG系でもオプションが付いている場合には、さらに高い買取価格が期待できるでしょう。年式も新しく人気も高いため、Q3スポーツバックの買取相場は高い価格帯です。

アウディの
買取相場一覧

Q3スポーツバックは、新車と中古車で大きな価格差が生まれていません。現在は世界的に半導体が不足しており、Q3スポーツバックも生産に影響を受けています。特にアウディの「Audi exclusive」でカスタマイズした場合には、在庫ではなく注文でしか購入できません。ここまでの強いこだわりがないユーザーは納期の早い中古車に流れており、結果として中古車の需要が高まっています。年式が新しいこともあり、走行距離は1万km以下の新古車や新古車に近い車両が高く評価されます。走行距離が短いほど高い買取が可能と言えるでしょう。Q3スポーツバックは中古車需要の高まりもあり、外車王では買取を強化しています。

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