Q3は、比較的コンパクトなSUVとして2011年に初代が登場しました。2018年には2代目となる現行のF3型が登場しており、フラッグシップモデルのQ8と共通のデザインを採用しています。初代の初期は登場から10年ほどが経過しているため、買取価格の低い車両も出てきました。ここでは、中古車市場でも中心的な存在になりつつあるF3型の買取相場を解説していきます。F3型ではクリーンディーゼルとガソリンエンジンがあり、人気が高いのはクリーンディーゼルエンジンを搭載したモデルです。クリーンディーゼルのグレードは、「35 TDI クワトロ アドバンスド」と「35 TDI クワトロ Sライン」の2つであり、どちらも買取相場に大差はありません。また、基本はクリーンディーゼルのクワトロが人気が高いと考えてください。ただし、ガソリンエンジンのFFに需要がないわけではなく、人気は少し下がるものの、十分に高い価格帯です。日本では販売を開始したばかりのため、現状はマイナーチェンジも行われておらず、しばらくの間は買取相場に大きな変動はないと予想されます。