A4は、1994年に登場した旧世代のアウディから続く伝統的なモデルです。現在は2015年に登場した現行のB9型が販売されています。先代以前のモデルは古くなってきていることもあり、値段がつかない場合も珍しくありません。そこで、現行のB9型に絞った買取相場の傾向を解説していきます。グレードはいくつか展開しており、2021年にはクリーンディーゼルエンジンを搭載したグレードが登場しています。昨今のエコ志向を考えると、クリーンディーゼル搭載車は人気の高いモデルと言えるでしょう。また、A4と言えば4WDモデルの「クワトロ」が人気であり、中古車市場でも高くなる傾向にあります。しかし、下位グレードやFFでも極端に価格が落ちることはなく、十分に高い価格帯です。ただし、B9型が登場してから5年以上が経過しているため、初期のモデルは価格の落ち込みが見られます。また、近くフルモデルチェンジすることが明確なため、今後は相場に変化が起きるかもしれません。