ルノー5は「サンク」と読み、日本でもサンクの名で親しまれた前輪駆動のコンパクトカーです。個性的なデザインとコンパクトなサイズでデビュー後すぐにヨーロッパで大ブレイクした車です。販売当初は3ドアハッチバックのみでしたが1979年に5ドアモデルを追加し内外装の変更を行いました。1985年に初代5の生産が終了しシュペール5へ以降します。シュペール5は3ドアモデルと5ドアモデルを設定し先代同様にヒットを続けました。また5およびシュペール5は派生モデルや限定車も多く展開しました。ル・カー、シルテ、アルピーヌ、5ターボ、バカラ、GTターボ、エクスプレスなど高性能モデルやラグジュアリー仕様、フルゴネット(商用仕様としても使えるライトバン)といった多くのバリエーションが存在します。1990年にクリオにコンパクトカーの座を受け渡すも1996年頃までシュペール5の製造は続けられていました。